ポテンシャル採用の意味とは?どんな視点で採用される?

就活スタイル

就職や転職活動をしていると、企業ホームページの求人情報や転職サイトの求人広告の中にポテンシャル採用という言葉を目にすることがあります。ポテンシャルの英語の意味は潜在的ですが、「ポテンシャル採用」というとどういう採用のことを指すのでしょうか?
ここでは、このポテンシャル採用の意味や、どのような人が求められているのか、また、実際の書類選考や面接といった採用の流れの中で、採用担当者は応募者のどのような点を見るのかをまとめていきます。


■ポテンシャル採用とはどんな意味?

企業が人材採用を行うときに、大きく分けて2つの対象があります。ひとつは、経験やスキルを重要視し、入社したら即戦力として働いてもらうための採用、そしてもうひとつがポテンシャル採用です。ポテンシャル採用とは、現時点では業務に必要なスキルが身に付いていないけれども、本来、その人が持っている資質や特徴がその業務に適している人を採用することです。その人の潜在的な能力を見抜いて、活躍する人材になってもらうことを期待して採用されるものです。
傾向として若い20~30代を対象とするケースが多いようです。社会人としての基礎的スキルは重要視されるので、厳密には新卒者は対象となりません。

■ポテンシャル採用で見られるポイント

ポテンシャル採用では、その業界や業種に関する経験の有無は重視されません。未経験者でも応募することができるので、新しい業界や職種にチャレンジしたい人にとって可能性が広がります。
基本的なビジネスマナーやビジネスパーソンとしてのコミュニケーション能力は備えているかという点は見られます。また自分のことを客観視でき、強みや弱みをしっかりと把握し、適切に強化や対処に努めているかで向上意欲が測られます。新しい環境に早く馴染み、新しいことを素直に学べる人かを判断するためです。

■企業がポテンシャル採用を行う目的


新卒でもない、経験豊富なキャリアでもないポテンシャル採用を企業が行うのは、経験からの業界風土、前職の企業スタイルなどに染まりきっていない人を求めているということも挙げられます。自社の新しい環境でも比較的柔軟に学びを深めてもらうことが期待されているのです。
また一旦は就職を経験しているので、社会的知識や自身の特徴などを把握してから転職を考えているので、職業選択ミスの確率が低くなる傾向があります。早期退職のリスクを軽減することができます。仕事に対する価値観やスタンスを持っていることも重要なポイントでしょう。

転職活動が以前よりも容易に行えるようになり、働き方のスタイルもどんどん変化する世の中になったことで、企業の若い世代の人材確保が難しい時代になっています。未経験でも受け容れる枠を用意して応募のハードルを下げるという目的だけでなく、期待の持てる若者に自社で存分に長く活躍してもらうためにも多くの企業がポテンシャル採用を積極的に取り入れているのです。

文・学生の窓口編集部

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