Hey! Say! JUMPのメンバー全員が坊主姿に学ランで登場するというインパクトのある新CM情報が、先月29日に解禁され話題を呼んでいる。今年デビュー10周年を迎える彼らだが、中でもメンバーの伊野尾慧（26）にとっては“正念場”となる一年となりそうだ。

　伊野尾は、昨年の『ドクターX～外科医・大門未知子～』（テレビ朝日系）スペシャルドラマや、夏ドラマ『そして、誰もいなくなった』（日本テレビ系）に出演。さらに『メレンゲの気持ち』（同）ではMCを務めるほか、『めざましテレビ』（フジテレビ系）でも曜日レギュラーを担当するなど、Hey! Say! JUMPの中でも引っ張りだこのメンバーだ。

　そんなマルチな活躍を見せる伊野尾であるが、同時に女性とのスキャンダルの多さでも話題を呼んだ。まず話題になったのが、昨年の正月にシンガポールで激写された、セクシー女優・明日花キララ（28）とのプールデート報道。この報道を知った伊野尾のファンは大激怒し、明日花のTwitterを炎上に至らしめる結果となっている。さらに今度は、女子アナとの二股騒動が報じられた。相手はTBSアナウンサーの宇垣美里（25）と、フジテレビアナウンサーの三上真奈（27）で、どちらも美人局アナだ。宇垣・三上それぞれが、伊野尾の自宅マンションを訪れる様子を週刊誌が報じている。

　こうした女性関係のスキャンダルでも話題を呼んだ伊野尾だが、業界では彼の“サゲチン”ぶりが話題になっているようだ。

「この二つの騒動で名前が挙がった女性たちが、結果として誰一人として得をしない結果となっています。明日花はTwitterが大炎上し、その写真をリークしたと言われている元グラビアアイドルも、売名どころか話題にすらならなかった。二股騒動に巻き込まれた宇垣と三上は、共にイメージダウンです。特に、もともと宇垣は現場の態度も良くなかったため、さらに現場での評判が悪くなったと言われています」（芸能関係者）

　まさに伊野尾と関わる女性は全て、アンハッピーとなっている惨状だ。さらにこうした数多のスキャンダルを受け、伊野尾自身も株を大きく下落させているようだ。

■伊野尾自身にも振りかかる悲劇とは？

「いくらジャニーズタレントといえども、2度もスキャンダルが続けば業界でも批判的な声が増えます。特に『めざましテレビ』は三上も出演していますし、朝の情報番組ということで、クリーンなイメージが求められます。そのため年度末に降板という可能性も出てくるかもしれませんね。バラエティ番組でもこうした話題をイジれないため、どこかモヤモヤした印象を周囲にも与えてしまします」（前出・芸能関係者）

　また、こうして明らかになった伊野尾の女グセの悪さは、当然ながら各芸能事務所にも“お達し”がまわっているようだ。

「すでに“伊野尾には気をつけろ”という通達が、各事務所内に回っているようです。ただでさえジャニーズタレントとの熱愛は、事務所からの圧力も厄介ですが、それ以上にファン達のバッシングも他の事務所のタレントと比べものになりません。事務所もその影響を危惧しているのでしょう。特にバラエティ番組で共演しているタレントが所属している事務所では、マネージャーたちも目を光らせているとか……」（芸能記者）

　当初事務所のプッシュを受け、“テキトー”なキャラクターでもスタッフからの評判は良いと言われていた伊野尾。しかしこうした騒動を経た今年、状況は変わりつつあるのかもしれない。

文・安藤美琴（あんどう・みこと）

※1974年東京都出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ガールズジャーナル』（セブン＆アイ出版）、『パチンコ攻略の帝王』などに寄稿。現在は女性向け読み物系の記者・編集者として活躍中。