Twitterはリアルの友人はもちろん、趣味でつながった人ともコミュニケーションをとることができますね。リアルで使うアカウントと、鍵をかけて本当に仲のいい人や名前を隠して匿名で趣味のことをつぶやく「サブ垢」を使いわけている人もいるでしょう。では、実際に、リア垢とサブ垢を使い分けている人は、Twitterユーザーの大学生の中でどれくらい存在するのでしょうか？ 今回、大学生にアンケートをとって調べてみました。

■Twitterのリア垢（リアルで知っている人とつながっているアカウント）とサブ垢を使いわけていますか？

はい　　136人（51.9%）
いいえ　126人（48.1%）

ほぼ半々にわかれましたが、わずかに「わけている」という人が多いとの結果になりました。早速、それぞれの意見を見ていきましょう。

■はい

●趣味を知られたくない

・趣味のことはリア友に見られたくないから（女性／21歳／短大・専門学校生）
・友達には知られたくないちょっとオタク系の趣味があるから（女性／25歳／大学院生）
・実際の友達と共有したい情報と趣味の情報は違うから（女性／22歳／大学3年生）
・もともとオタク趣味からTwitterを始めて、高校になってからみんながやってたからリア垢を作った（女性／20歳／大学2年生）

●性格に裏表があるから

・性格がコロコロ変わるのでそれを隠すため（女性／20歳／短大・専門学校生）
・コミュニティによってつぶやく内容が違うから（女性／21歳／大学3年生）
・友達にはあまり知られたくないことを呟けるから（女性／19歳／短大・専門学校生）
・嫌なことも書き込めるから（女性／22歳／大学4年生）

●愚痴りたい

・愚痴を言いたいときに裏垢を利用する（女性／22歳／大学4年生）
・アニメが好きなのとリアルで言えないような愚痴も言える。リア垢で言ってもいいけど印象悪くなると嫌なので（女性／20歳／大学2年生）
・愚痴などは知られたくないから（女性／22歳／大学4年生）
・裏垢は愚痴とか書いてるから（女性／18歳／大学1年生）

■いいえ

●面倒くさい

・アカウント使いわけるのが面倒だから（女性／20歳／短大・専門学校生）
・複数持つのはめんどくさいし、とくに使いわける必要がないから（男性／24歳／大学4年生）
・アカウントがいっぱいあると管理するのがめんどくさい（女性／18歳／短大・専門学校生）
・使いわけるのは面倒だし、必要ないと思う（女性／18歳／大学1年生）

●必要ない

・そのように分別したことがないから（男性／20歳／大学2年生）
・その必要を感じないから（男性／24歳／大学2年生）
・扱いきれないし、複数もつ理由もないから（女性／22歳／大学4年生）
・使い分ける必要を感じないから（女性／24歳／大学院生）

■その他

・持ってる。逆にリア垢はいろいろめんどくさいのでやめた（女性／21歳／大学4年生）
・持ってない。そんなことまでしてツイートする意味がわからない（男性／19歳／短大・専門学校生）
・持ってない。持っていたことはあるがもう消したから（女性／19歳／大学2年生）
・持ってない。リア垢がまずない。友達の日常に興味ないので、芸能人とかテレビ番組などのアカウントしかフォローしていないアカウントしかない。つぶやきもしない（女性／22歳／大学4年生）

使い分けている派で多かったのが「趣味を知られたくないから」という理由。たしかに、コア過ぎるアニメやゲームが好きで、それをリアルな友達に隠したい場合は、もう一つアカウントが必要になってきそうですよね。

いかがでしたか？ マニアックな趣味があったり、愚痴をたくさん書き込んでいたり……。そんな理由でTwitterのアカウントを2つもっているとの意見が多かった今回のアンケート。リア友に晒せない素顔をもっている人たちは、意外に多いようですね。

文●ロックスター小島

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時：2017年2月
調査人数：Twitterをしている大学生男女262人（男性114人、女性158人）