【プロ野球】米政権交代。そのとき日本の野球に何が起こった!? 今季も大記録や名勝負が生まれる予感! (2/2ページ)
■2001年:代打逆転満塁サヨナラ優勝決定ホームラン
ビル・クリントン氏(民主党)からジョージ・W・ブッシュ氏(共和党)へと交代したのは2001年のこと。
9月26日、リーグ優勝へのマジックを1とした近鉄が、大阪ドームでオリックスと対戦。5対2とオリックスのリードで迎えた9回裏、近鉄は無死満塁のチャンスで北川博敏を代打に送る。北川はここで逆転サヨナラ満塁ホームランを放ち、近鉄は12年ぶり4度目の優勝を決めた。「代打逆転満塁サヨナラ優勝決定ホームラン」という劇的すぎる歴史的な優勝決定シーンだった。
■1977年:王貞治が“世界のホームラン王”に
ジェラルド・R・フォード氏(共和党)からジミー・カーター氏(民主党)に大統領が代わったこの1977年、日本のプロ野球で歴史的な記録が誕生した。
9月3日、後楽園球場での巨人対ヤクルトで、王貞治(巨人)は通算756号本塁打を放った。ハンク・アーロン(ブレーブスほか)の持つ通算755本塁打を抜き、“世界の王”となった瞬間だった。
この年は、ほかにも米田哲也(近鉄)が通算350勝を記録。福本豊(阪急)は、日本記録となる通算597盗塁を記録。球史に残る大記録が生まれた年だった。

■1969年 夏の甲子園決勝が引き分け再試合に
リンドン・ジョンソン氏(民主党)からリチャード・ニクソン氏(共和党)へと代わった1969年は、高校野球で歴史的な名勝負があった。
第51回高校野球選手権大会。決勝は松山商と三沢の一戦となった。試合は松山商の井上明、三沢の太田幸司の投げ合いとなり、18回が終わって0対0。大会規定により引き分け再試合となった。翌日の再試合も太田はひとりで9回を投げ抜いたが4対2で敗れ、松山商が優勝を飾る。この大会で太田幸司は熱狂的な「コーちゃんブーム」を巻き起こし、元祖甲子園アイドルとなった。
トランプ大統領が就任した2017年は、はたしてどんなことが起こるのであろうか。劇的なペナントレースが展開されるのか、それとも歴史的な名勝負が見られるのか。大記録は生まれるのか。野球シーズンの開幕が楽しみだ。
- 矢上豊(やがみ・ゆたか)
- 関西在住の山本昌世代。初めてのプロ野球観戦は、今はなき大阪球場での南海対阪急戦と、生粋の関西パ・リーグ党。以来、阪急、オリックス一筋の熱狂的ファン。プロ野球のみならず、関西の大学、社会人などのアマチュア野球も年間を通じて観戦中。