子役の生き残りが激化?芦田愛菜が”最難関校突破”の波紋

デイリーニュースオンライン

写真は「Happy Smile!」より
写真は「Happy Smile!」より

 あの名子役に一足早い春がきた。2月11日、『デイリースポーツ』が芦田愛菜(12)が偏差値70を超える最難関の都内名門私立中学に合格したと報じたのだ。芦田愛菜は本命の中学校以外にも、東大合格者を多数輩出する中学にも複数受かっているというからすごい。この偉業に、世間からは愛菜を賞賛する声が多くあがった。芸能界でもその評価はうなぎのぼりだ。

「愛菜さんの評価は、かわいらしい子役ではなく、演技力のある女優。ドラマ『OUR HOUSE』(フジテレビ系)での低視聴率が記憶に新しいですが、今回の難関中学合格でそれも帳消しでしょう。演技も勉強もできる才女の印象を世間に植え付けた。さらに、彼女の勉強法などは受験を控える親にとって興味深いものでしょう。今回のニュースは、愛菜に様々な付加価値を生みました。演技的評価だけではなく、12歳にして人物的評価もうなぎ上りですよ」(芸能関係者)

■付加価値を得て、芸能界での座席を確保

 そして、気になるのは、今後の彼女の活動だ。

「中学生にして高学歴、バラエティも演技もできる子役なんてそうは出てこない。間違いなく、芦田愛菜へのオファーは増えていくことでしょう。ただし、有名私立中学の中には芸能活動を禁止している学校も多く、進学したら芸能活動を休止することも考えられます。子役は露出を続けて人気を維持させることが必要で、3年間も露出がなければ当然、人気はなくなります。ただ、愛菜さんは例外です。たとえ芸能活動を休止しても、今回の件で女優・芦田愛菜の座席を芸能界に確保したといえます」(前出・芸能関係者)

 入れ替わりの激しい子役業界だが、愛菜は他と一線を画す存在となった。そして、彼女の将来には様々な選択肢が広がっている。12歳にしてすでに“芸能界”への道を確かなものとして選ぶことができるその才能に、改めて『おめでとう』と言いたい。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。
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