天才テリー伊藤対談「港カヲル(皆川猿時)」(1)デュエット相手とまだ会ってません (2/3ページ)
テリー それはまた何で?
港 深い意味はないんですけど、当時の僕らから見た、ちょうどいいオジサンのイメージで、まァおもしろいんじゃないかと。ところがこの前の2月1日に、僕が本当に46歳になっちゃったんです。
テリー あ、実年齢が設定に追いついたんだ?
港 そうなんです。「だったら、その記念にソロデビューさせちゃおう!」と周りが盛り上がりまして。
テリー お祝いっていうより悪ノリのほうが強めだね、そりゃ(笑)。せっかくだから、デビューアルバム、ここで聴いちゃいますか?
港 どうぞどうぞ。
テリー (1曲目「俺でいいのかい」のイントロを聴いて)あらっ、意外とオシャレな曲じゃないですか。
港 もともと、港カヲルは「ダンディな男」という設定だったんですよ。僕がその頃より30キロ以上太ってしまって、いつの間にか「ただの下品なオジサン」みたいになってしまったので、今回は原点に立ち返ろうと、楽曲もその路線で。この曲は、宮藤官九郎が作ってくれました。
テリー しかし、冷静に聴くと、こりゃまたバカな歌詞だねェ(笑)。
港 で、2曲目は、ゴスペラーズのカバーなんです。
テリー あ、これ「ひとり」だ。あんな有名なヒット曲をここまで違う仕上がりにするなんて、ゴスペラーズとファンに失礼なんじゃないの?(笑)。
港 アハハハハ! これはもう、笑ってもらえれば。
テリー しかし、2曲聴いただけで贅沢なレコーディングだっていうのがわかるね。音もけっこうたくさん使ってるし。
港 参加メンバーもすごくて、通常のレコーディングより、すごくお金がかかってると思います。