サンスポ、水戸正晴の万券を生む血統論「牝馬ホワイトフーガが波乱起こす」 (2/2ページ)
決してヒケは取らないと見ての狙いである。
主に地方交流重賞を使ってきているだけに、中央のGIでは厳しいと見られてもやむをえまい。が、デビュー戦となった中央での新馬戦を大差で圧勝。その後も中央のダートでは堅実な走りを見せている。
昨年のフェブラリーSは10着に敗れたが、これをもって中央の強敵相手には苦しいと見るのは早計だ。この時は休み明けの前走、TCK女王盃を快勝しての挑戦だった。だから2走目の反動(2走ボケ)があったのではないだろうか。なぜなら落ち着きを欠いてパドック(下見所)での印象がよくなかったからだ。
今回は昨年と同じローテーション。しかし、その前走のTCK女王盃は、やや重め残り。しかも58キロの斤量を背負っての競馬。にもかかわらず勝ち馬とコンマ1秒差(3着)の好内容だった。ならば評価しなければいけないだろう。
まだ良化途上の段階でこれだけの好レースをすれば、使われての変わり身を大いに期待していいのではないか。実際、陣営はヤル気をチラつかせ、高木調教師は、
「馬体が締まって実にいい雰囲気。中間の稽古内容も満足いくもの。昨年とは違います」
と、胸を張るほどだ。
4代母はGI4勝の女傑グローリアスソング(17勝)で、シングスピール(ジャパンC=米芝王者)、ダノンシャンティ(NHKマイルC)、ヴィルシーナ(ヴィクトリアM)など、近親、一族に活躍馬がキラ星のごとくいる良血。クロフネ×フジキセキという配合からもマイル戦はピッタリ。力を要す良馬場条件に、大きく狙ってみたい。