小池百合子都知事が一網打尽にする石原慎太郎と悪党たちの名前 (2/2ページ)
それをチラつかせる場として、石原氏は小池氏との“1対1”の場を提案しているのではないか」(政治記者)
しかし、「小池さんも豊洲市場移転を見直しする前段階から石原氏やその周辺を徹底して調査し、満を持しての動きだ」と言うのは小池氏周辺関係者。
「小池氏の手帳には、石原氏の悪行の数々が克明に記されているという。都民の血税1400億円をドブに捨てた新東京銀行の恥部や、東京五輪費用の暗部についてもしかりです。さらに、石原氏以外の関わりの深い複数名の人物についても、詳細が綴られている。1対1の面会で揺さぶりをかけてくるなら、小池さんはそれらを正面から暴露する覚悟ですよ」
その端緒を彷彿とさせる出来事があったという。2月3日の定例会見。そこで小池氏は、豊洲の土地購入の経緯を知るキーマンとされる、浜渦元副知事について触れている。
「浜渦氏はその前日に放送された情報番組『ゴゴスマ』(CBC、TBS系)で、昨年の都知事選で小池氏から『選挙中に電話があったが出なかった』と、支援要請があったような発言をした。さらに豊洲問題では、『交渉では汚染の処理は東京ガスが行うことで話がまとまっていた。内々合意はあったが私の退任後に反故にされた。私がいれば、こんなことにはなってない』と明かしている。しかし、小池氏は支援要請について完全否定。しかも、小池氏が1993年に参院から衆院に鞍替えする際、浜渦氏から『兵庫県から衆院選は出ないで欲しい』と要請されたと突如暴露し、『違う部分については私も色んな形で違うと言う』と発言、会見場に張り詰めた空気が流れた。魑魅魍魎の政界において、仕掛けられれば即座にやり返す。その時のために小池氏は、周辺人物に絡む出来事を事細かに記録しているのです」(同)
睨まれた側は凍りつくような話だが、そこには他にどのような人物の名前があると考えられるのか。
「石原、浜渦氏の次は、豊洲の汚染調査の隠ぺい疑惑が浮上している舛添要一前都知事でしょう。さらには移転の旗振り役で、建設において業者との関連が取り沙汰されている都議会自民党のドン・内田茂氏。先日の千代田区長選の惨敗ですでに虫の息ですが、さらに追い打ちをかけることになりそうです」(前出・都政記者)
一網打尽にするその手は、東京五輪関連の人物にも及ぶ。
「開催費を3兆円にまで膨張させた張本人で、建設会社との深い仲が指摘されている組織委員会会長の森喜朗氏。ボート・カヌー会場の『海の森水上競技場』を落札率99.99%で落札し、新国立競技場ではザハ・ハディド案、白紙撤回後の隈研吾案でも受注に成功した建設会社と森氏の関係は明らかにしなければならない。加えて、五輪の方針や選挙でも度々チャチャを入れる石原伸晃経済再生相、丸川珠代五輪担当相も標的となる」(同)
小池氏の悪党退治は、始まったばかりだ。