2人目のほうが大きい赤ちゃんが産まれるってホント?
先輩ママの中には、「ひとり目の妊娠中はあまりおなかが出ていなかったのに、2人目はすごく大きくなって心配した」という人もけっこういるようです。果たして、2人目のほうが大きい赤ちゃんが産まれる傾向があるのでしょうか? 今回は、そんな2人目の赤ちゃんの大きさにまつわるウソ&ホントに迫りました!
■本日の「ソボクな疑問」 Q.2人目のほうが大きい赤ちゃんが産まれるってホント?<読者の声>
・何人目だろうとサイズに影響はないと思う。(33歳/生保・損保/専門職) ・逆に小さいイメージがある。スムーズに産まれる感じがする。(25歳/食品・飲料/専門職) ・母体に長くとどまっていた赤ちゃんほど、大きく産まれる傾向にあると思う。(25歳/その他/事務系専門職) ・自分が姉よりも大きく産まれたので。(26歳/医療・福祉/専門職) ・大きくなりすぎて出産が困難になるのが怖い。(28歳/医薬品・化粧品/販売職・サービス系)
■尾西先生のアンサーは!?答えは…… 「ホント」です!
「同じ週数・同じ性別で産まれた場合」は、2人目のほうが大きくなる可能性が高いようです。在胎週数(赤ちゃんがお母さんのおなかの中にいる期間)別の出生体重の標準値は、どの週数でも、初産婦より経産婦のほうが100~150gほど大きいという統計結果があります(※1)。ちなみに、女の子よりも男の子のほうが大きくなる傾向にあります。
2人目のほうが大きい赤ちゃんが産まれる理由としては、1度妊娠をすると、産道と同じく子宮も伸びやすくなるからと考えられます。もちろん、出産すればまた小さくはなりますが、妊娠前に比べれば若干は大きくなっていますし、2人目以降はより伸びやすくなります。ですから、外から少し圧迫されていたひとり目に比べて、2人目以降は赤ちゃんの成長に合わせて子宮もスムーズに大きくなっていきます。
そのため、「ひとり目はあまりおなかが出ていなかったのに、2人目はすごく出る」ということはよくあることです。とはいえ、個人差もありますので、同じ週数・同じ性別であっても、2人目のほうが小さいということも当然あります。
「(2人目のほうが)スムーズに産まれる感じがする」という声がありますが、これはひとり目の出産で産道が広がったからであって、赤ちゃんが小さいからというわけではありません。
2人目のほうが大きくなりやすいと聞くと、「ひとり目の出産よりも大変なのでは?」と心配される方も多いですが、あくまで統計上の話ですし、出産時の100~150gは、大した差ではありません。むしろ、産道が広がっているということのほうが100~150gの差よりもアドバンテージがあるので、たとえ2人目のほうがひとり目より大きかったとしても出産は圧倒的に楽ですよ。
(※1)日本小児科学会雑誌 114巻8号、日本小児科新生児委員会報告
(監修:尾西芳子、取材・文:ヨダヒロコ、撮影:masaco)
※次回の更新は2月25日(土)です。お楽しみに!