トランプ大統領は親中派に転向?習近平との電話会談で何が起きたのか (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

 就任直後からトランプ大統領は中国の人民元為替操作を批判していますが、トランプ就任以前から習主席はトランプ就任以前から人民元を為替操作して、鉄鋼や家庭用品を廉価でアメリカに投げ売りすることを禁止しています。習主席は2017年秋に開催された人民代表大会開催の直前、共産党内の支持を得るため、台湾に関する見解をアメリカと同調しようとしてトランプ大統領と会談したのです。つまり今回の電話会談は二国間の友好目的ではなかったと思います。

 就任時から過激な大統領令を連発し、反対派が多いトランプ大統領ですが、習主席とのやりとりを見る限り、安易なリベラル政策を行ったオバマ前大統領よりも数段上手の策士と感じました。

 僕はトランプ大統領が台湾の蔡英文総統(60)と政治、経済的に連携して台湾独立を援助し、同時にチベット、ウイグル人迫害といった人権問題を切り札として中共政府を追いつめることを期待します。

著者プロフィール

漫画家

孫向文

中華人民共和国浙江省杭州出身、漢族の33歳。20代半ばで中国の漫画賞を受賞し、プロ漫画家に。その傍ら、独学で日本語を学び、日本の某漫画誌の新人賞も受賞する。新刊書籍『中国が絶対に日本に勝てない理由』(扶桑社)が発売中。

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