【プロ野球】糸井嘉男の穴をどう埋める? T-岡田、吉田正尚、ロメロ+α。オリックスのレギュラー争い~外野手編 (2/2ページ)
■若手の台頭、このままでは終われないオーバー30
レギュラー争いに割って入る若手の台頭も見逃せない。武田健吾は昨年のWBSC U-23ワールドカップに出場し、ベストナインに選ばれた。打撃のよさをアピールしたい。
小田裕也は代走や守備固めでの起用が多かった。打撃での成長が求められる。杉本裕太郎は恵まれた体を生かした長打力をアピールできるかがカギ。吉田雄人は昨季、遊撃の練習もしたが1軍での出場はなし。キャンプ途中で1軍に呼ばれたので、ここでチャンスをつかむことができるか。
彼らの上の世代に目を向けてみると、今年30歳を迎える小島脩平は内野手登録ながら外野もこなす。持ち味の俊足を生かしてアピールできるか。宮崎祐樹はムードメーカーとしてチームの貢献度が高い。32歳の川端崇義は外野手登録選手で最年長となった。しぶとい打撃はチームに欠かせない。
■はたして、レギュラーを取るのは誰か
今のところT-岡田と吉田正は当確であろう。ただしT-岡田の場合は左翼と一塁の両方を守れるので、どちらで起用されるか流動的だ。
この2名に続くのがロメロだろうか。ロメロは右翼と一塁で試されている。ロメロが右翼に入るとすると、吉田が左翼にまわり、T-岡田が一塁という布陣になる。ロメロが一塁なら、T-岡田が左翼、吉田が右翼か。いずれにしても長打力では、糸井の穴を埋められるだろう。
残る中堅を駿太、小田、武田らで争っている。この争いが熾烈で、これからの練習試合やオープン戦で誰が結果を出すのか注目だ。この中堅がガッチリと固定されれば、昨シーズンのようなことはないと信じたい。
- 矢上豊(やがみ・ゆたか)
- 関西在住の山本昌世代。初めてのプロ野球観戦は、今はなき大阪球場での南海対阪急戦と、生粋の関西パ・リーグ党。以来、阪急、オリックス一筋の熱狂的ファン。プロ野球のみならず、関西の大学、社会人などのアマチュア野球も年間を通じて観戦中。