サンウルブズ、怪我人続出で開幕…。しかし、田邉コーチは「ポジティブ!」 (2/2ページ)
51人いるスコッドのうち9名の日本代表経験者は、2月中旬に怪我などで離脱した。18日の福岡・ミクニワールドスタジアム北九州での壮行試合においても、主戦級と期待されたSOのヘイデン・クリップス、CTBのウィリアム・トゥポウが途中退場。21日のセッションは見学した。
それでも田邉は、「全然、ポジティブですよ」と言う。
「怪我はラグビーにつきものだし、コーチ陣としてはそれ(後ろ向きな気持ち)をボディーランゲージに出さないことが大事です。残された選手にとってはチャンスでもある」
多くのスタッフや選手は前年度にスーパーラグビーでの経験を積み上げていて、田邉自身も1勝1分13敗だったシーズンのトライアンドエラーを肥やしにしている。何よりジョセフ体制の日本代表と連携しているだけに、迷いなく指導できるだろう。
トップリーグオールスターズを24-12で下した壮行試合を受け、「ハリケーンズさんには、その試合を研究してもらった方が助かるかな」ともほほ笑む。
具体的なことは明かさなかったが、何らかのプレー選択の配分に手を加えるのは間違いなさそうだ。
「先週と今週では相手も違う。全く違うプランを立てています。罠にはめようかな、と。『ここでこんなことするか?』という、印象に残るシーンを作れれば…」
今回も、逆風に立ち向かうというクラブ文化を体現する。
(文:向 風見也)