王者だって同じ舞台にいる。田村熙、サンウルブズ2年目開幕戦で10番の矜持。 (2/2ページ)
そんなプレッシャーから解放させてくれる言葉を口にしてくれたのが、ゲームキャプテンを務めるエドワード・カークだ。
「カーキーは、去年のチャンピオンチームと試合できるのはシアワセなことだ、と。ただ。あちらだって東京での試合は初めてのことなんだから、何がおこるか分からない。思い切って戦おう、と言ってくれました」
誰もが立てる舞台ではない。チーム全員が戦えるわけでも。そこでプレーできる喜びを力に変えたい。
初めてのスーパーラグビーだ。「正直、強度もコンタクトの激しさもイメージできない」と言う。
ただ必要以上に相手を大きく見ることもない。トイメンの21歳、オテレ・ブラックについても「ここにいるのだからいい選手なのでしょうし、リスペクトもします。でも、負けてはいけないというか、同じ舞台に立っているのだから思い切って勝負したい」
若者にとっては、夢を掴む場所。それがスーパーラグビーだ。王者相手のホームでのオープニングゲーム。舞台は整っている。勝利を得たなら、サクセスストーリーの始まりが世界へ発信される。