「金正男氏殺害よりコメ価格」庶民の関心事 (2/2ページ)

デイリーNKジャパン

しかし、2月に入って「輸入米はあまり見かけない」(情報筋)状況となったため、値段が上昇しているというのだ。つまり、カンフル剤の効果が切れたということだ。

また、コメを安く買って高く売ろうと、コメの卸売り業者が売り惜しみしていることも影響しているようだ。

北朝鮮当局は、「コメ1キロは4200北朝鮮ウォン(約55円)」という上限を定め、これ以上の値段で販売していたことが発覚すれば、商品を没収すると商人に脅しをかけている。保安員(警察官)が市場でパトロールを続けているが、商人は保安員の目を盗んで「通常価格」で売り続けており、取り締まりの効果はあまりないようだ。

折から、国家保衛省(秘密警察)が住民の動向調査を行なっているために社会の雰囲気が殺伐としていたところ、そこに今回のコメ価格の上昇が重なり、庶民は当局の無策への批判を強めていると情報筋は伝えた。

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