羽生結弦 母が導いた「絶対王者」への知られざる軌跡(1)練習法を巡ってコーチと激突 (2/2ページ)
すでに4回転のトウループ(基礎点10.3)とサルコー(10.5)は当たり前で、18歳の宇野昌磨はフリップ(12.3)、19歳の金博洋(中国)はルッツ(13.6)を、そして17歳の新鋭・ネイサン・チェン(米国)はこの4種類全てを公式戦で成功させている。
もちろん、ただ跳べればいいというわけではない。フリーでの成功本数が問われ、4回転-3回転のコンビネーションも必須テクニックだ。スポーツ紙デスクが解説する。
「羽生の武器は4回転ループ(12.0)。世界でただ1人、公式戦で成功させています。エキシビジョンだったとはいえ、4回転ループ-3回転トウループのコンビネーション(16.3)もきれいに着氷させて見せました。グランプリファイナル後の会見では、まだ誰も成功させていない大技4回転アクセルについての質問が飛ぶと、羽生は『4回転アクセルはスケートを始めた頃からの僕の夢。いつか試合で入れてみたい』と、目を輝かせていました」