女子から支持率急上昇の「シェアハウス」 ルームシェア経験者が語る現実 (2/2ページ)
「はじめの方は、見るたびにイライラが募り、本人に直接言うべきかとも考えましたが、揉め事になると居心地が悪くなりそうでなんとなく言えずじまい。ある時から"自分が使うときに片付ければいいか"と思うようになりました。妥協できるところは妥協して、"あの人とは価値観が違う"と割り切るのが一番だと思います」
なるほど。そうやって生活していると、他人に対してかなり寛容になりそうです。現在は1人暮らしをしているYさんですが、シェアハウスでの生活を振り返ってもらいました。
「当時は学生だったこともあって、友人が部屋にいれば、一緒に話したり、映画を観たり、一緒に料理を作ったりとできることがたくさんあったので楽しく充実していました。不満もありましたが、自分と違った価値観を持つ人の生活を見ることなんてそうそうないし、経験して良かったです」一度やってみたい? 友人とのルームシェアの実際
次に体験を語ってくれたのは、アパートの1室を友人と2人でシェアしていたというKさん(30代)。成り行きで始まったルームシェアだったそうですが、生活は結構大変だったようです。
「家賃や光熱費、インターネット代など、毎月自分たちで計算して割り勘にしていたので、かなり面倒でした。私たちの場合、どちらが立て替えるか決めていなかったのが問題でした。気づいた方が立て替えていましたが、仕事などで忙しいときはコミュニケーションが取れなかったりして長期間立て替えっぱなしということも......。今から思えば、負担が大きかったかも」
このほかにもゴミ出しや掃除など、細かいルールを決めなかったことでどちらかに負担が偏ってしまうということがあり、お互いに不満を持った状態になってしまった、と話します。前述のYさんが住んでいたシェアハウスとは違って、個人間でのルール作りが重要ですね。
プライバシーについては、部屋が2つに分かれていたのである程度保つことができたとしつつも、「話し声は相手の部屋まで聞こえます。あまり聞かれたくない恋人や家族との電話は相手が外出しているときに済ませるようにしていました。来客も極力ないようにして、こちらが出かけることが多かったです」
Kさんはその後、友人の転職を機にシェア関係を解消したそうです。シェアハウスと違って、友人とのルームシェアは"親しき仲にも礼儀あり"で、いろいろ気を使うことが多そうです。
なんとなく憧れてしまう"他人との共同生活"、「1度くらい挑戦してみたい」という人は経験者の意見も参考に!