世界1位マレーとベルダスコが決勝進出 [ドバイ・デューティーフリー選手権]

テニスデイリー

世界1位マレーとベルダスコが決勝進出 [ドバイ・デューティーフリー選手権]

 アラブ首長国連邦・ドバイで開催されている「ドバイ・デューティーフリー選手権」(ATP500/2月27日~3月4日/賞金総額242万9150ドル/ハードコート)のシングルス準決勝で、世界1位のアンディ・マレー(イギリス)が第7シードのルカ・プイユ(フランス)を7-5 6-1で圧倒し、今季2度目の決勝に進出した。

 1月のカタール・オープン決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れていたマレーは、キャリア45番目のタイトルを目指して土曜日の決勝でノーシードのフェルナンド・ベルダスコ(スペイン)と対戦する。

 マレーはベルダスコに対して、自信を感じてしかるべきだろう。なぜならマレーはベルダスコに対して12勝1敗の対戦成績を誇っているのだ。

 それでもマレーはベルダスコのストローク力に警戒心を見せている。

 「彼は大きなパワーを生み出すこと、ボールをコントロールすることができる」とマレー。「そして彼は、自らがラリーの主導権を握っているときには世界でも有数だ」。

 ベルダスコもマレーと同じ1月のカタール・オープンに出場し、準決勝でジョコビッチに対して5つのマッチポイントを握りさえしたのだ。しかしベルダスコは、マレーに対してはより機能的にチャンスをものにしなければならないだろう。なぜならマレーは準々決勝でのフィリップ・コールシュライバー(ドイツ)に対して、7つのマッチポイントをセーブしているのだ。

 マレーとプイユの準決勝は双方のプレーヤーがベストの力を出すことができていなかったが、それはふたりが前夜遅くに長く劇的な試合を戦っていたことを鑑みれば理解できることだった。

 「ベストマッチだったとは思わない。僕らのどちらもが出だしで、よいサービスを打つことができていなかった」とマレーは試合を振り返った。

 プイユの準々決勝が終わったとき、時計は午前2時をまわっていた。プイユはその3時間後、つまり5時まで寝にいくことができなかったと言った。

 これはマレーにとって、1月の全豪オープン4回戦でミーシャ・ズベレフ(ドイツ)に敗れて以来の大会復帰となる。メルボルンをあとにしてからマレーは帯状疱疹にかかり、体調を崩してもいた。

 プイユにとってマレーとの初対戦は、彼の大舞台での経験の不足が第2セットに現れることになった。

 第1セットは競り合いとなり、マレーは6-5からの最後のゲームで2度目のセットポイントをバックハンド・クロスのパッシングショットによってものにしてプイユのサービスをブレークした。

 第2セットではマレーがその勢いに乗って一気に5-0とリードし、そこからプイユがラブゲームでサービスをキープして遅まきながら試合の中に戻ってきた。

 「第2セットの出だしで僕は(第1セットを落としたことで)フラストレーションを感じ過ぎており、そのせいで3、4ゲームを落としてしまった」とプイユは振り返った。「そのあと持ち直したが、もはやカムバックには手遅れだった」。

 より早い時間帯の準決勝を戦ったベルダスコは、ロビン・ハッサ(オランダ)を7-6(5) 5-7 6-1で倒した。彼は2回戦で第6シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)を、そして準々決勝では第4シードのガエル・モンフィス(フランス)を倒す番狂わせを演じている。

 「ここまでのところふたりのシードを破り、素晴らしい週を送っている」とベルダスコは言った。

 ベルダスコは今季初のタイトルを目指している。彼の最後のタイトルは、ほぼ一年前のブカレストでのものだ。

 この日の試合ではセットを分け合ったあとベルダスコが第3セットを支配し、ハッサのサービスをラブゲームで破って試合に終止符を打った。(C)AP

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