彼はいつも笑う。スーパーラグビーデビュー目指す、小倉順平の光の源とは。 (2/2ページ)

ラグビーリパブリック

ジャパンのジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチから、国際経験を積むべき若手と見られた証拠でもあろう。

 身長172センチ、体重83キロ。決して大柄ではないが、防御の隙間をすり抜けるラン、味方も驚くほど意外なスペースへのキックパスなどで魅せる。司令塔のSOとして、論理以上に閃きを大事にする。

 バージョンアップの足掛かりは、国際舞台でつかみたい。代表候補になった10月には、国のトップ集団で沸いた向学心をこう明かしていた。

「周りのコールをいかに聞いて、いい判断をするかを学びました。同じポジションの田村優さん(2012年に初代表、サンウルブズには2季連続で加入も現在は離脱中)は、自分に足りないものをいろいろと教えてくれた。どう仕掛けたらもっと良くなるよ、といったことを…」

 サンウルブズは長期ロード中だ。4日夜にシンガポールから南アフリカへと渡り、向こう2週間で2つのゲームをおこなう。その後シンガポールへ戻り、1試合をこなす。

 キングズ戦用のツアーメンバー29名に入った小倉は、南アフリカ遠征にも帯同している。SOはヘイデン・クリップスと小倉の2人だけとあって、遠征中のデビューの可能性も少なくない。

 笑顔のファンタジスタに、チャンスはめぐるだろうか。

(文:向風見也)
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