「本当にトップリーグで試合がしたい」 九州電力・中靍憲章キャプテン (2/2ページ)
日本人選手だけで戦っている僕らの生命線だと思っていますし、この部分で戦えなかったら勝負にならないですね。
―そろそろトップリーグでキューデンを見たいと言うファンも多いですが…。
今年こそ! って毎年言っていますけど、本当にトップリーグで試合がしたいです。そのためにはやることもたくさんあります。来年指名されたら、もちろんキャプテンとして昇格を目指して戦っていきたいと思います。
―今年、トップリーグで優勝しMVPに輝いたサントリーの中靏隆彰は実の弟だ。最後に聞いてみた。「今年、弟さんはブレイクしましたね?」と…。
「悔しいとかいう気持ちは無くて本当に一人の選手として尊敬できるプレーヤーになりましたね(笑)」

私は「悔しいですか?」とは聞いていないが、こう返答してきた。無論、悔しくないはずはない。中靍にも弟と同じようにトップリーグ上位のチームでプレーするチャンスはあった。だが彼は九州電力でプレーすることを選択したのだ。 中靍がこう考えているかは定かではないが、ほとんどの人間は「もし、あのチームに行っていたら…」と考えるだろう。しかし、それは無駄な時間でしかない。 “決して比べることのできないもう一つの道を選んだ自分に勝つ”には、同じ想いを抱くすべてのチームメイトたちと悲願を達成するしかない。その先にファンが見たい「兄弟対決」が待っている。
(記事・写真 提供/『NOW RIVALS』) ※ 2017年2月17日発行 ISSUE 19 より転載
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