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本好きリビドー(145) (2/2ページ)

週刊実話

『パツキン一筋50年〜パツキンとカラダを目当てに映画を見続けた男』(キネマ旬報社/1800円+税)の著者、秋本鉄次氏が自著の中で熱く語っている造語である。
 そう、この本は抜群のボディーを誇る欧米女優に魅せられ、その美女たちのセクシー場面のみに焦点を当てて論評するという、類まれ、かつ奇想天外な映画評論本なのである。掲載された女優たちの選定基準は「オナゴは品格より骨格」「清純派・正統派より“欠陥乱調美女”」「肉こそ女の存在証明」といった具合で、とにかくパツキン女優のカラダ、ボディー、エロスだけを追いかけた1冊。
 007シリーズのボンド・ガールから『氷の微笑』のシャロン・ストーン、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ニコール・キッドマン、さらにB級映画の巨乳&美尻ヒロインまで、出てくる、出てくる、金髪ばかり! 思えば日本男児にとって、洋画鑑賞の目的は「女」と、その裸体・濡れ場だったはず。そこに真正面から取り組んだ誠に正直な本である。
 著者の秋山氏は『スクリーン』『キネマ旬報』で活躍中の映画評論家。金髪美女の評論にかけては業界随一と呼ばれる人だ。従って、本書では男の俳優はほとんどスルー。金髪の酒池肉林本、ぜひ一読を。
(小林明/編集プロダクション『ディラナダチ』代表)

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