アイ・ティ・イー株式会社 アイスバッテリー式ハイブリッド冷蔵庫の開発 ~停電時にも2~8℃を最大16時間キープ~ (4/6ページ)
2.仕様
電源
単相100V 50/60Hz 容量0.46kVA(4.6A)
消費電力 冷却時242/242W 霜取時236/236W、 ECOモード(8W)、停電時(4W)
外形寸法 幅457×奥行760×高さ1,320㎜
庫内温度 5℃
定格内容積 70L
運転音
45dB以下
※この製品は、排水工事が不要です。
※アイスバッテリーとは
ITE社のアイスバッテリーとは、特許技術を用いた保冷剤です。塩化ナトリウムといくつかの薬剤を設定温度に合わせて調合します。一定の温度を長時間維持する保冷システムがコア技術です。
これまでの同種の製品とは、その冷気を蓄積する性能が格段に向上しています。特にその信頼性の高さから医薬品等の輸送を始めとして、野菜/果物/鮮魚/精肉の輸送に利用されています。
※なぜハイブリッド
2011年3月11日の東日本大震災とそれに続く福島第一原子力発電所の事故は、日本に住む全ての人々に大きなつめあとを残しました。
その中の一つに、頻発する停電がありました。電車は動かないか間引き運転をして、ご家庭、スーパーやコンビニの冷凍品/冷蔵品は、なすすべもなく溶けていきました。交通信号は消灯して、ろうそくや懐中電灯の生活になりました。
停電の時にも、貴重なものを冷蔵保存したい、との思いからアイスバッテリー式ハイブリッド冷蔵庫が生まれました。
アイスバッテリーはもともとその保冷性能の良さから医薬品を保冷輸送するのに使われています。ここ最近の新薬は、抗体医薬やバイオ医薬といった品質保持が難しい高分子のたんぱく質が主役となってきています。こうした薬剤には高い効果が期待できますが、保管環境の不良等で活性が失われてしまっては効果を発揮できなくなってしまいます。また、概してこれまでの薬剤よりも単価が高いため、停電等が原因で在庫品が使用できなくなってしまった場合の損害も大きくなってしまいます。