天才テリー伊藤対談「蝶野正洋」(1)MCとはまさしくレフリーなんです (2/2ページ)
テリー ブログによけいなこと書いちゃってね。
蝶野 で、しばらくは日替わりMCみたいな形で、出演者が交代で司会を担当していたんですよ。そしたら11月末ぐらいに、プロデューサーから「本格的にMCをやってみませんか?」という話をいただいて。
テリー あららら、すごい英断だ。
蝶野 最初は出演者全員に声をかけてるんだと思って、「無理です」って断ってたんです。日替わりMCすら、かんでばっかりで、満足にやれてなかったですから。
テリー そうでしたか。
蝶野 そしたら12月の中旬ぐらいに、あらためて「やはりお願いしたい」と申し出がありまして、「そこまで言ってくれるなら、できるところまでやってみましょう」とお返事したんです。
テリー そのプロデューサーは優秀だね。きっと、「MXだから挑戦できる」ということも含めて、新鮮な蝶野さんにお願いしたんでしょうね。
蝶野 そうかもしれないですね。出演者の中で各方面に何のしがらみもないのは俺ぐらいですから。俺なら思い切ってやれる、と思ったんじゃないですかね。
テリー 実際やるにあたって、「こんなふうにやってみよう」みたいなビジョンはあったんですか?
蝶野 俺は「MCというのはレフリーだ」と思ってるんですよ。うまいレフリーって、「そこで止まれ」「よし、行け」って選手を動かすことができますから、素人同士でもプロレスをさせることができるんです。コメンテーターをいかに動かすかという意味において、そんな技量が求められているんだと思いました。
テリー あァ、うまいこと言う。まさにそのとおりだと思いますよ。
蝶野 でも、やってみたらそれどころじゃないですね。レフリーの判定で番組を動かすどころか、逆にコメンテーターの皆さんがレフリーを支えてくれてる感じです(苦笑)。皆さんが暴走した時に割って入るような力量が俺にないから。
テリー コメンテーターもカルーセル麻紀さん、板東英二さん、玉袋筋太郎さん、室井佑月さん、梅沢富美男さんと、曲者ばかりですからねェ(笑)。