やっちまった! 就活の面接で奇をてらってスベった自己PR8選

就活スタイル

将来を左右する就活。少しでもアピールしようとがんばってしまう気持ちもわかりますが、的外れのがんばりでは失敗してしまう可能性があります。特に自分の強みを知ってもらえる自己PRで失敗してしまうと印象も悪くなってしまいますよね。今回は就活を経験した大学生のみなさんに、自分自身が奇をてらって失敗してしまった自己PRの方法や、周囲の就活生が失敗していた方法について聞いてみました。

■就活で奇をてらってスベってしまった自己PRはどんなものでしたか?

●特技や一発芸を披露

・特技を披露した。場にそぐわなかった(女性/23歳/大学4年生)
・特技に変顔と書いていて、披露させられていた。場が凍りついた(女性/22歳/大学4年生)
・一発芸をした人がいた。非常識だと思った(女性/22歳/大学4年生)
・特技「一発芸」と書いたこと。狙ってることがバレバレだったから(女性/25歳/大学院生)

●趣味や好きなもののアピール

・「読書が趣味です」と言って、自分が持ち歩いている本をカバンから取り出した人がいた。本の内容について説明を求められたがうまくまとめられていなかったし、実物を持ってくる意味がないと思った(女性/22歳/大学3年生)
・「趣味はライブに行くこと」と答えて、自分の好きなアーティストの話をしたら、面接官が知らない人で反応が薄かった。自分の話す熱量と、相手との温度差を感じた(女性/22歳/大学4年生)
・「私の趣味は電車の中で知らない人に話しかけることです」という人がいて、面接官が対応に困っていた。おそらくコミュニケーション能力をアピールしたかったはずだが、適切なエピソードではなかったと思う(男性/22歳/大学4年生)
・「ラーメンが好きです!」と言った人が「ふざけてんの?」と言われていた(男性/22歳/大学4年生)

●PRした内容と実際がずれている

・「長所です」と言ったことが明らかに短所だった人がいた。それ、短所だよねって突っ込まれていた(女性/22歳/大学4年生)
・空手部主将をやっていたとか言って全然そんな感じがしなかった。信憑性が薄かった(女性/22歳/大学4年生)
・「長所は元気なところです」と言っているのに元気がない人がいた。矛盾している(女性/22歳/大学4年生)
・「長所は知的好奇心が強いことです」と言った人が、面接官に「あなたの学部には〇〇コースと△△コースがありますが、〇〇コースを選んだ理由はなんですか」と聞かれた際に「△△学に興味を持てなかった」と答えていた。「知的好奇心が強い」という長所と矛盾した回答であり、面接官も怪訝な顔をしていた(女性/22歳/大学4年生)

●面接を受けた会社にはふさわしくないPR

・人と関わる業界でバイト先の人間関係がうまくいかなかったエピソードを言った人。さすがに面接官に大丈夫なの? と突っ込まれていたから(女性/22歳/大学4年生)
・ものづくりの会社で、あまりものづくりが得意ではないとPRした人がいた。短所の後に長所を言う話の流れだったが、長所が弱く短所ばかりが目立っていた(男性/21歳/大学4年生
・急に脱ぎだして、ふんどし1枚になった人。ウケる会社にはウケるのかもしれないが、割と昔ながらの堅い会社だったので(男性/28歳/大学院生)

●その他

・身振り手振りが激しく、声もはきはきだったがテンプレートのような言いかたで、本心を言っているようには聞こえなかった人。面接官に自分の言葉でいいんですよ、となだめられてしまっていた(女性/22歳/大学4年生)
・「私は筋トレで忍耐を知りました」と言って急にその筋肉見せてきた人がいた。筋肉を見たいのではなく、それを通してどうなったかを面接官は知りたかっただろう(男性/22歳/大学4年生)
・「私は漬物です」と言っている人がいた。長持ちするからなどと説明していたが、全く理解できる話題ではなかった(男性/22歳/大学4年生)
・「大学受験のことならプロです」と言ってスベった。自分が浪人していることをネタにしようと思ったけど、「どのようなところ?」とまじめに聞かれた(女性/23歳/大学4年生)

面接の場にそぐわないPRや企業の求める人材にマッチしない発言は、いくら自分ではアピールポイントになると思っていても共感を得られないことが多いようです。またチグハグな発言や、現実の姿とつじつまが合わないのもかえって怪しく思われてしまう様子がうかがえました。

いかがでしたでしょうか。就活中は面接の対策も練っているはずですが、お決まりの言葉や口先だけで対応しても本当に自分のものとして身についていないと、それ以上話が続かなくなりますよね。逆に、自分の得意分野については話しかた次第でプラスに働くことがあるかもしれません。場の雰囲気を読み、適切な自己PRができる力が就活では必要なのではないでしょうか。

文・学生の窓口編集部

マイナビ学生の窓口調べ
調査期間:2017年1月
調査人数:就活を終えた大学生男女191人

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