2017春場所で稀勢の里とぶつかる「次の日本人横綱」候補は3人! (2/2ページ)
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正代
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御嶽海
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週刊アサヒ芸能 2017年 3/16号
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稀勢の里
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相撲
しかも、部屋経営のため、相撲の素養に関係なく肥満児を集めてくる現状を考えれば、学生相撲に目を向けざるをえない」
作戦相撲とは、立ち合いを合わせないといけないのに、自分十分になったらつっかけていったり、客に見せる意識が希薄な、立ち合いで変化する相撲などを指す。
御嶽海は本来、和歌山県庁に就職するはずだったが、「部屋を再興したいので、力を貸してほしい」と出羽海親方の説得を受けて入門した。出羽海部屋を継承したばかりの親方の、初の直弟子だったのだ。
「出羽一門は相撲協会で4人の理事を擁する最大勢力。その意味でも、一門から横綱が欲しい。出羽海部屋には昔からの相撲界のしきたりや風習を守り、じっくり育てる懐の深さがある。ここは、御嶽海に期待したいですね」(前出・中澤氏)
そしてもう1人、逸材がいる。時津風部屋の正代(25)である。前出・ベテラン記者が言う。
「正代は東京農大2年で学生横綱のタイトルを獲得し、幕下10枚目デビューの資格を得たものの、学業を優先して4年までいたため、その資格を失効してしまった。3、4年時ではタイトルを獲得できず、一般の新弟子同様、前相撲からスタートしました。が、新関脇まで17場所のスピード出世は史上2位の記録です」
相撲通の漫画家・やくみつる氏が絶賛する。
「とにかくスケールが大きい。一部には悲観的で自虐的なところをマイナスに見る人もいるようですが、逆に言えば、謙虚だということです。正代が大輪の花を咲かせるのもそう遠いことではないでしょう」