150万個の風船を空に飛ばした1986年のアメリカ・バルーンフェスト。あの大惨事はどうして起きたのか? (2/2ページ)

カラパイア

風船は強風で街中の地上まで煽られ、道路に大混乱をもたらし、地元空港の滑走路が一時閉鎖される事態に発展。

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 メダイナ郡のある牧場では、いくつもの賞の受賞歴があった馬たちが怯え、大怪我を負った。このことで牧場主は10万ドル(1,500万円相当)の損害賠償を求め訴訟を起こしている。

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 沿岸警備隊の発表によれば、その日、風船の”小惑星帯”が空を詰まらせ、2名の遭難者の捜索にあたっていたヘリを立ち往生させた。ようやく飛行可能になったかと思えば、海上に浮かぶ風船のおかげで捜索は難航。不幸にも、遭難者はボートが転覆したことで帰らぬ人となった。
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 その翌日、カナダからも風船の影響が報告された。風船(どうらや生分解性)がしぼんでエリー湖のカナダ側に打ち上げられたのだ。

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 150万個の風船が一度に放たれた光景は圧巻であったろう。しかし、それがもたらした結果は楽しいと思える限度を超えていた。

 ある気象予報士によると、現在ではスマホなどから気象情報を容易に入手でき、また大気の挙動についても理解が進んでいることから、再びこうした事態が発生する可能性は低いそうだ。


via:Balloonfest '86: This Is Why You Should Never Release 1.5 Million Balloons At Once/ translated hiroching / edited by parumo

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