出会い系アプリを使って…誰かとつながっていないと不安な女子のSOS (3/4ページ)
それだったら、知らない人といたほうが気が楽だなって。一度、信頼していて友だちに話したときに、『普段の様子から想像できない、嘘だ』って決めつけられたことがあって懲りました」
メンヘラビッチちゃんが誰かとつながる方法として選んだのは、とても危険な方法でした。それは出会い系サイトです。
出会い系サイトで彼女のもとに来るメールに片っ端から返信し、メールが来ていないときは「今会える人」を検索し自分から連絡します。そうして彼女は、今晩の、今週の、この先の予定を埋めていくのです。
ビッチちゃん「予定が埋まっていると安心する。そのためには誰かと会う予定を作るのが一番簡単。習い事をしたり、資格をとろうとか、建設的なことを考えるとパニックになるから、今の私にはそれしかできない」
真面目な性格の彼女はそうも言っていました。
ビッチちゃん「出会い系の人ってすごく優しいです。『かわいい』とか『こんなきれいな人に会えてよかった』とか言ってくれるんですよ。それだけで承認欲求を満たされますね。それにご飯もおごってくれたりするし」
田口「身体を求められることもあるのでは?」
ビッチちゃん「ありますよ、もちろん。たとえ最初に、『メールから仲良くなりましょう』なんて言い出したとしても、そのメールの中で下ネタを求めてくることもある。
『SかMかどっち?』なんて会話、日常茶飯事ですよ。本当に毎回がっかりします。気を使ってくれるのも全部、身体目当てかよって。
それでも求めてくれるのがありがたいから誘いは断りません。でも、回数を重ねるたびに感情が薄れていく気がしています」
田口「辞めて彼氏を作らないんですか?」
ビッチちゃん「彼氏が、常に私のことだけを気にかけてくれますか?私の心の病気を理解してくれますか?5分以内にLINEを返してくれますか?……多分ムリだと思います。それができなくて寂しい思いをするくらいなら、一人だけの彼氏を作るのは、私にはできません」
彼女にとって、性行為とは自分の寂しさや心の不安を埋めてくれる男性に対して差し出す、自分の対価のようなものであるという風に感じられました。