WBC情報 「世界一奪還」まであと2勝 侍ジャパンはアメリカでの違和感を楽しむことができるのか (2/2ページ)
でも、和田毅は走り幅跳びの踏み切り板をプレート板に見立てて投球練習をしていましたし、野手陣もバットの振れるスペースを探して自分なりに練習していました」(関係者)
こうした不公平感のなかで、学生指導者たちは「コイツはプロに行ってから伸びる選手」と「そうでない選手」が分かったとも話していた。
急勾配のマウンド、ボールへの違和感はハンディになるかもしれない。しかし、こうした違和感や野球文化の違いを楽しむくらいでなければ、国際試合では勝てないのだ。
「今、NPBの選手が海外で自主トレをするのは当たり前のようになってきました。単に温かい気候を理由に海外に行くのではなく、現地の野球環境も同時に学ぼうとしてきた選手が、今回の侍ジャパンに招集されたようにも思います」(前出・同)
筒香嘉智(25)はシーズン後のウインターリーグで自身を鍛え上げている。野球文化、球場施設の違和感はあって当たり前…。侍ジャパンはドジャース、カブスとの練習試合を経て、準決勝に臨む。米アリゾナでの調整をかねた練習だが、風が吹くたびに土埃が舞う。行き届いた日本の球場施設では考えられないことだ。彼らには違和感を存分に楽しんでもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
*写真、ドジャー・スタジアム