就活の選考はオーソドックスな面接や筆記試験などが主流ですが、「こんな選考方法があればもっと自分の趣味・特技を生かせるのに！」と思ったことはありませんか？ たとえば歌が上手い人なら、歌で選考してもらえたらかなりの確率で内定を獲得できそうですよね。そこで大学生男女に、あったらいいのにと思うおもしろ選考について意見を聞いてみました。

■クイズ

・特定の分野の知識を活かすことができる（男性／23歳／大学4年生）
・正確な知識と素早い反応力があるかを、普通の面接より判定できると思うから（男性／22歳／大学4年生）

クイズで選考というのもおもしろいかもしれませんね。もちろん、その企業に即した内容ということになりそうですが、一般的な試験よりも知識力が問われそうです。

■百ます計算

・計算の速さに自信があるから（女性／22歳／大学4年生）
・集中力と単純作業への耐性に自信があるから（女性／24歳／大学院生）

百ます計算は、かなりの集中力を必要とします。集中力を試すにはうってつけの選考方法かも。もちろんそれだけで内定！ というわけにはいかないでしょうが……。

■プレゼン

・内容がなんでもよければ楽だから（男性／22歳／大学4年生）
・プレゼンは、しゃべり方や資料の作り方などにその人の個性が表れるから。その人について知るにはいい方法だと思う（女性／22歳／大学4年生）

営業系の仕事であれば、プレゼンというのもありかもしれません。表現力や発表能力など複数のスキルを見られそうなので、場合によっては普通の面接よりハードルが高くなってしまうかも？

■カラオケ

・歌うことが好きで、よくカラオケに行って高得点を出しているので、その点数で決めてほしい（女性／22歳／大学4年生）
・カラオケ得点。楽しんでいる様子が伝わるから（男性／22歳／大学4年生）

さすがに一般的な企業でカラオケがうまければ採用というのはないですよね。アイドルのオーディションであれば、可能かもしれません。

■アイドルの名前当て

・アイドルの名前当て。記憶力のよさをアピールできると思うから（女性／22歳／大学4年生）
・アイドル知識を問うテスト。趣味だから（女性／23歳／大学4年生）

アイドル好きの人であれば、名前当てなどは楽勝ではないでしょうか。趣味のひとつとしてはありですが、仕事で役立つかどうかは疑問ですね。

■モノマネ

・モノマネに定評があって打ち解けるのに役立ちそう（男性／23歳／大学院生）
・おもしろそう（男性／24歳／大学院生）

宴会などの盛り上げ役を考えれば、モノマネ選考というのはおもしろそう。もちろん会社では演芸用のモノマネだけでなく、きちんと仕事もこなせなければなりません。

みなさん、いろいろと得意なものがあるようです。たしかに自分の得意なものが選考の基準になるのであれば、内定は取りやすくなりそうですね。一部の企業ではすでにおもしろ採用に取り組んでいるところもあります。さらに幅広い選考が行われるようになったらおもしろいですね。

文・ファナティック

マイナビ学生の窓口調べ
調査日時：2017年1月20日～2017年1月23日
調査人数：大学生男女104人（男性41人、女性63人）