秋津壽男“どっち?”の健康学「ももひきでかゆくなるのは体の変調か?化繊製品は皮膚との相性の確認が大切」 (2/2ページ)

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当然のことながら「寝る時はももひきを脱ぎなさい」とアドバイスをしました。

 ももひきは1回はいたらやめられなくなりますが、はかなければはかないで何とかなります。小学生が冬に半ズボンで走っていても寒くないように「慣れ」が関係してきます。

 本当ははかなくても大丈夫なのに、寒い気がしてはいている、という人も少なくないでしょう。その結果、汗が出て太腿をかいてしまう人もいるようです。

 若くしてももひきをはく人は黒をチョイスするようですが、黒いももひきには化繊製品が多く存在します。見た目を気にするのも当然ありですが、素材と相性が悪ければ、見た目よりはき心地で選んだほうがいいのです。あるいは、靴下を長めにして足首を冷やさない、という方法もあります。短いスカートでルーズソックスを履いている女子高生が寒さを感じないのも、足首を覆っているためです。体は手首、足首、首の3カ所から冷えていくため、冬のスポーツで首まわりを温かくするのは理にかなっています。つまり、ももひき代わりに長い靴下やレッグウオーマーを履くという方法も一考です。

 そろそろ春となり、ももひきとサヨナラする季節ですが、ももひきと相性の悪い人は、今年の冬ははかずに我慢してみるのも一つの手です。

■プロフィール 秋津壽男(あきつ・としお) 1954年和歌山県生まれ。大阪大学工学部を卒業後、再び大学受験をして和歌山県立医科大学医学部に入学。卒業後、循環器内科に入局し、心臓カテーテル、ドップラー心エコーなどを学ぶ。その後、品川区戸越に秋津医院を開業。

「秋津壽男“どっち?”の健康学「ももひきでかゆくなるのは体の変調か?化繊製品は皮膚との相性の確認が大切」」のページです。デイリーニュースオンラインは、ももひき週刊アサヒ芸能 2017年 3/30号“どっち?”の健康学秋津壽男アレルギーカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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