マツコ有吉も無言?夏目三久が『怒り新党』最終回からも抹消のワケ

デイリーニュースオンライン

「CYAN (シアン) issue 005」より
「CYAN (シアン) issue 005」より

 先月29日、バラエティ番組『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)が最終回を迎えた。最終回ではこれまでの場面を振り返る総集編のような内容が放送され、継続番組となる『マツコ&有吉かりそめ天国』(同)のセットもお披露目となった。当番組で降板となるアシスタントの青山愛アナウンサー(28)は、番組の最後に涙を流すシーンも見られ、最終回の平均視聴率は11.0%を記録した。

 2011年から放送をスタートし、二人のトークが長年人気を集めてきたが、今回の最終回では一部の視聴者の間から不満の声も囁かれたのだという。その原因は、初代アシスタントをつとめた夏目三久(32)の扱いだ。

 夏目は番組スタート時から約5年間にわたり番組を担当してきた。古巣であった日本テレビを退職後、夏目の存在を大きく知らしめた出世番組でもある。番組を語る上では、夏目は欠かせない存在とも言える。しかし番組では夏目の登場もなく、話題にすらあがることはなかったのだ。そのためネットでは「夏目の話題がでないとか、不自然すぎる」「芸能界の闇を感じる」といったコメントもあり、番組の古参ファンたちの不満が噴出した。

「番組や局サイドからすれば、夏目も番組の功労者の一人です。せめてVTR出演でもできればという思いはあったでしょう。しかし、事務所サイドが夏目のイメージを守るため、話題に出すことさえもNGとしたのだとか。番組で“夏目”というワードが出た時点で、昨年浮上した有吉弘行(42)との熱愛をどうしても連想させてしまいます。これが今後の本人のキャリアにとっては良くないと、事務所側が判断したのでしょう」(芸能関係者)

 夏目は4月から、同局の深夜番組『chouchou』でMCを担当することが決定している。自身のレギュラー番組スタートを前に、完全に有吉との熱愛イメージを払拭したいという思いなのかもしれない。

■再浮上する女優転身説

 夏目は、フリーアナウンサーとしても『真相報道 バンキシャ!』(日本テレビ系)や、『あさチャン!』(TBS系)でレギュラー番組を持つ。前出の熱愛報道などもあり、一部では春の番組改編を機に降板も囁かれていたが、それは杞憂に終わった。そして一部報道では、「女優デビュー」も囁かれているようだ。

「今年の秋以降、フジテレビのドラマ出演があるのではないかとも言われています。何やらフジテレビが、俳優の堺雅人(43)主演の人気ドラマ『リーガルハイ』の続編の製作を検討しているそうで、それに向けて、堺と同じ事務所に所属する夏目に出演交渉がされているようです。本人の意思というよりも、有吉との騒動以前に、男性問題で干されたところを拾ってもらったという事務所への後ろめたさもあり、方針に従うまでといったところでしょうね」(前出・芸能関係者)

 以前から夏目の女優デビューに関しては、堺主演のドラマ『半沢直樹』(TBS系)の続編で実現するのではとも噂されていた。事務所としては、今こそ夏目の新たな路線変更のチャンスと見ているのだろうか。

「同じく元局アナで人気を博した高島彩(38)は、一昨年ドラマ『下町ロケット』(TBS系)に出演しましたが、違和感のない演技が好評を博しました。高島はその後子育てのため仕事をセーブしていますが、夏目の結婚はまだ考えにくい。女優として当たれば、そのまま芝居もできるアナウンサーとしてさらに活動の幅を広げていくでしょう」(前同)

 古くは元NHKアナウンサーから女優に転身した野際陽子(81)や、元フジテレビアナウンサーで、ドラマ『カルテット』(TBS系)にも出演した八木亜希子(51)など、女優業を行うアナウンサーは多い。女優・夏目三久を見る日も、そう遠くないのかもしれない。

文・海保真一(かいほ・しんいち)
※1967年秋田県生まれ。大学卒業後、週刊誌記者を経てフリーライターに。週刊誌で執筆し、芸能界のタブーから子供貧困など社会問題にも取り組む。主な著書に『格差社会の真実』(宙出版)ほか多数。
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