「アイスココア」!? 愛犬の死に際して、友人が言い放った「残酷過ぎる一言」とは!?

今回お話を伺ったのは、サンミュージック所属のお笑いコンビ「夕暮れランプ」の後藤さん。
以前紹介してくれた「江古田三人衆トークライブ」の一員でもあったという元同期「鈴木ショウ」さんの悲惨過ぎるエピソードとは!?

―――今日は身近な「ヤバい人」にまつわるエピソードを教えて頂けるということですが?
今回は「鈴木ショウ」っていう同期の話なんですけど、とにかく不幸な奴なんです。僕のお笑い専門学校時代の同期なんですけど、前に「江古田三人衆トークライブ」って話をしたじゃないですか?
そのメンバーの1人なんですよ。その彼の話なんですけど。
とにかく家が貧乏で、貧乏にもレベルってあると思うんですけど、父親が昔社長だったらしいんですけど、それが潰れたらしくて、自己破産してるんですね。
―――お父さんが自己破産したんですね?
自己破産したんです。そこから家が本当ボロ小屋みたいなところで。
でも、子供の頃なんで全然貧乏っていう自覚はなかったらしいんですよ。
彼が「自分は貧乏なんだな」って確信したのが、クリスマスプレゼントあるじゃないですか?サンタさんがプレゼントくれるよっていって、彼はサンタさん信じてたんですけど。
最初はゲームとか、ゲーム機やら、なんか欲しいものいっぱいあって、「サンタさんも俺のこと見てるんだな」って思ったらしいんですけど、1年ごとにどんどんと、レベルが下がってくんですよ。
最終的に、全く小学生は必要としない腕時計とか、しかも100均の。「これ使わねえだろ」と思って。
ある日、ちょうど自己破産した時くらいの日に、クリスマスだったんですけど、朝が目覚めて、「プレゼントがあるかな」と思ったら、母親と父親が正座して、枕元に座ってるんです。
―――クリスマスですよね?
「どうしたの?」って言うと、「サンタさんはもう来ないって」言われた。「えっどういうこと?」って言ったら、「サンタは過労で死んだ」って言うんです。
「だから、これからはもう来ません」って。「プレゼント配りすぎて過労で死んじゃったから、もう来ないよ」と。
その瞬間に「うちは貧乏なんだ」って気付いたらしいんです。
鈴木ショウ、今はもう芸人辞めちゃって、アルバイトを転々としてるんですよ。
初めはキャッチのバイトをしてたんですけど、キャッチ業界って今厳しくなってて、そのせいかすぐに「バイトやめる」って言ってたんですよ。
「なんでバイトやめるの?」って言ったら、「あんなところ働けない」って。
お金が安いとか、うまくキャッチできないってあいつ言ってたんで、それかなと思ったら、「うちの部署で5人パクられてるから。警察に」って言って「あんなところで働けるわけないだろ」って。
それでやめてみたいなんですけど、結局また不幸なことに。そこから、新しく居酒屋で働くことになったんです最近。
そうしたらそこにいるヤツが借金まみれのヤツらばっかで、毎月給料日は、「1万円じゃんけん」っていうのがあるんですよ。
じゃんけんして負けたら1万円払うっていう恐ろしいゲームをやっていて。
―――完全に「カイジ」の世界ですね。
みんな、給料日になったら、真っ先に鈴木ショウの所に行く。というのも、あいつすっごいじゃんけん弱いんですよ。
まあカモにされて、皆に肩組まれて、「鈴木ショウ、1万円じゃんけんやろう」って。じゃんけんして負けるじゃないですか。
あいつ給料15万くらい稼ぐんですけど、毎回3万ぐらいしか元取れてないと。
毎月、1ヶ月働いて3万しか稼いでないんですよ。毎回1万円じゃんけんのカモに。
―――そんなめちゃくちゃな話ないですよね。
友達に恵まれない
とにかく友達選びが下手なヤツなんです。ペットのココアって犬がいたんですよ。
すごいあいつ貧乏なんです。貧乏人ってなんかわからないですけど犬飼ってるじゃないですか?
鈴木ショウも飼っていて。「うち、金もねえのに、最近犬のココアが死んだ」って言って、すごいショックで泣いてたんですよ。
それで、友達にそれを言ったらしいんです。「最近犬のココア死んだんだよ」って。
良い友達だったら、「大丈夫だって」とか「ココアも天国からお前のことを見守ってるよ」とか言うじゃないですか?
―――そうですね。慰めますよね。
なのに、やっぱり友達選びが下手なんで、その友達が「お前それじゃアイスココアじゃねえか」っていじられて、「お前!人のココアをつかまえて何言ってんだ!」って。
友達にも慰められないし、結局仕事にも恵まれないし、お笑いも上手くいかないっていうとんでもないヤツで、悲しい男なんです………
