イタリアでテロ事件が起きない理由と「マフィア」の暗躍 (2/2ページ)
たが、それ以降はバチカンはテロと呼ばれる事件は起きていない。そこで欧州のテロ専門家はこう分析している。
「イタリアではマフィアが裏で絶対的な力を握っています。イスラム過激派テロ組織は、ベルギーでの事例を挙げるまでもなく、まずコミュニティーを作り、そこから学校や職場などに仲間を作り、根を張って深化していくのです。ところがマフィアは外国人、特にイスラムがコミュニティーを作ることを許さないのです」(前出・会社員)
イタリアでテロ事件が起きないのは、政府や警察当局の対テロ戦略の成果というより、自身の勢力圏を死守するマフィアの存在があるからというわけだ。日本では、やくざを暴力団対策法など徹底的に駆逐したため、“半グレ”や“外国人マフィア”が横行した。この実態を見れば、納得できる説だ。
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