SHOWROOMと地方アイドルと代々木第一体育館:瀬名あゆむ連載89 (3/5ページ)
「アイドルカフェなんて本当にやりたかったことなの?」とか、「アイドルなんて続けてて大丈夫?」とか、「どうせ声優にはなれないよ」とか……。
夢乃 つらいね。
あいみ 私なら泣くね。
にこ でも、私がずっと大ファンだったスフィアさんと、オープニングアクトとはいえ一緒のステージに立つことができて、だから友達とか親とか、それこそファンの方たちからも「良かったね!」「夢に向かって前進したね!」って言ってくれて……。
瀬名 うんうん。それで実際に代々木第一体育館に立ってみてどうだった?
にこ 私、スフィアさんのライブのイチ観客としては代々木体育館のステージを何度も観てるんです。だからどれだけ大きいのかは頭ではわかってるつもりだったんです。けど実際に自分が演る側として立つと、もうふわふわになりました。「なんで自分がここにいるんだろう?」って不思議と感動がふわ~~って押し寄せてきて。ステージでは最初にまず煽りを入れるんですけど、それが一瞬できなくなった。もう必死でふわふわを抑えて、全力で煽りました。
瀬名 うんうんうん。ほんと前座だけどさ、でも大きな大きな一歩だよね。
あいみ 私はそんな緊張しなかった。
夢乃 私は遅刻しなかった。
瀬名 あんたら、にこちゃんの感動を!(笑)
にこ 私はね、代々木第一体育館がただ大きいってだけじゃなくて、「スフィアのホーム」といわれてるステージだから、それでより感動だったんだから!
あいみ わかるよ。だからいつかさ、代々木で観れた景色が普段の私たちの活動になればいいよね。オープニングアクトじゃなくって、メインで出れるようになっていきたいって思うよ。
瀬名 おお、あいみ、ちゃんと良いこと言うじゃん。単なるバカじゃないじゃん。