天才テリー伊藤対談「高木豊」(1)今年の高橋監督は余裕が感じられる (2/2ページ)
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高木豊
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週刊アサヒ芸能 2017年 4/6号
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テリー伊藤
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高木 毎年同じこと言ってるじゃないですか(笑)。
テリー まあ、そうなんですけど(笑)。「30億円補強」なんて騒がれていますけど、高木さんから見た現在の巨人の印象は?
高木 テリーさんが演出する時、出演者が多いと誰を使うか迷いませんか? 今季の巨人のマイナス要素は、まさにそこだと思います。
テリー ああ、補強イコール人員の増加ですからね。
高木 マシソンにマイコラス、カミネロと投手陣は厚いですが、一方で内野・外野が定まらないのが気になります。例えば、去年から入ったクルーズあたりは、使いどころを迷っているところじゃないですかね。
テリー クルーズみたいなレベルの選手でも使えないっていうのは、ちょっと考えられないんですけど。
高木 選手を信じ切ってメンバー固定でいくDeNAと違って、これは厳しいと思いますよ。選択肢が多いと、その振り分けが高橋監督の悩みになりますし、一方で出られない選手にしてみれば「何で俺が出られないんだ?」と不満が高まっていく。そういう状況が続くと、チーム全体がダメになっていきます。
テリー むしろチームのメンタル面こそが大事だと。
高木 ええ。僕は結局のところ、勝負事っていうのは背水の陣を敷くのが一番だと思うんですね。自分の経験からも、ギリギリの環境から出てくる覚悟や底力が勝ちを取りに行く決め手になると思います。
テリー 僕、今年の宮崎キャンプを見学した際に、高橋監督に「30億補強なんてされるとキツいんじゃないか」って、聞いてみたんですよ。すると、「こういうプレッシャーは去年もあったから」と。2年目も、なかなかに大変ですね。
高木 でも、高橋監督は表情が格段に変わりましたね。昨年のキャンプ時はポジション外の指導で難しそうな顔をしていましたけど、今年は自分が監督としてどうあるべきかをつかんでいますから、表情も柔らかいし、余裕を感じましたね。
テリー おお、じゃあ今年はいけそうですか?
高木 監督という意味では、僕は高橋監督にいちばん期待しているんですよ。DeNAを追っての2位は、間違いないんじゃないでしょうか。