着眼点が面白い!仏像の木の素材や彫りの技術にフォーカスした展覧会「木×仏像 -飛鳥仏から円空へ」 (2/3ページ)
重要文化財 宝誌和尚立像
平安時代(11世紀)
この仏像は何と言ってもその顔面に特徴があります。仏様のお顔がパカっとオープンしその中にもう一つの顔があるのです。宝誌和尚とは中国に実在した僧侶で、宝誌は観音の化身で、割れた額の中から金色に輝く十一面観音像の姿が現れた・・・という説話を表現しているもの。また、「人は誰でも体内に仏が宿り生きたまま仏と化す」という教えを表現しているとも言います。
木造 秋葉権現三尊像
江戸時代(17世紀)
近年、仏像への興味を持つ人が増えている傾向にあり、仏像好きの女性を「仏女」と呼称することもあったり。芸能人・著名人でも熱狂的な仏像ファンがいますよね。全国で仏像を集めた仏像展は定期的に開催されていますが、仏像の素材や彫刻作品としての技に注目した見せ方というのはなかなかないのではないでしょうか。
「何の木で造られたの?どうしてその木なの?どうやって彫ったの?」こういった素朴な疑問に対してのアンサーも用意されているそうで、仏像の新しい見方が見つけられるかもしれませんね。
特別展「木×仏像(きとぶつぞう)-飛鳥仏から円空へ 」は4月8日(土)~6月4日(日)の期間、大阪市立美術館で開催されます。