元SMAP・中居正広（44）が司会を務める『中居正広のミになる図書館』（テレビ朝日系）が、ゴールデンタイム枠へと昇格する。これまで深夜帯で放送されていた同番組は4月24日より毎週月曜午後8時台に移行し、同時に生放送でさまざまな企画が行われる予定だ。

「最近のテレビ番組では失言から炎上に発展することがありますから、そういう意味では、ゴールデン枠での生放送はかなりのチャレンジになるでしょう。ただ、生放送ならではのハプニングを視聴者が望んでいるという面も少なからずあります。最近では編集によって整えられたバラエティ番組が飽きられてきているということも言われています。ゴールデン番組を生放送で行うことは、司会者として番組を仕切っていく中居さんの力量が試されるところでもあるでしょうが、リスクを背負っての挑戦に注目が集まっています」（芸能関係者）

■司会者としての飛躍で結婚が見えてくる？

　中居は今年になって熱愛が大々的に報道されている。気になるのは今後の進展だが、結婚の前にジャニーズから独立するのではないかという憶測も出て来ている。

「本人としては、今回の生放送での司会を成功に導いてSMAPという肩書きやジャニーズ事務所という後ろ盾がなくても十分やっていけるということを示したい、という思いもあるのではないでしょうか。SMAP解散以降、中居には新事務所設立や独立の噂が後を絶ちません。独立するのであれば、自らの商品価値を決めるのは自分次第ということになります。そのような状況になってもしっかりと活躍していけるような下地を今から作っているのではないでしょうか？　環境を安定させたうえで、結婚を選択する可能性も高まってくるでしょう」（前出・芸能関係者）

　司会者としての実力はすでに折り紙付きと言ってもよい中居だが、更なる成功が結婚への最短距離ということになるのだろうか。

文・佐々木浩司（ささき・こうじ）

※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』（宝島社）など。