アレク&川崎希の計算通り?不倫から妊娠で”ブログ炎上”の商魂

デイリーニュースオンライン

「のんちゃんのダメ男の愛し方」より
「のんちゃんのダメ男の愛し方」より

 写真週刊誌『フライデー』(講談社)で不倫現場を激写されたタレントのアレクサンダー(34)が、4月1日放送の『有吉反省会』(日本テレビ系)に出演。妻である元AKB48の川崎希(29)が妊娠していることを告白した。川崎希は現在妊娠5カ月で、アレクサンダーは夏にはパパとなるという。夫妻は早速ベビー服なども購入しているようで、円満な夫婦ぶりを語った。

“ヒモ夫”キャラで注目を集めるアレクだが、冒頭の不倫報道では、初めて不倫の現場をおさえられたことでも話題を呼んだ。この報道を受けて妻の川崎は大激怒したうえで、アレクに“お仕置き”を実施。アレクのブログには、痛々しい“お仕置き”ぶりを報じる日記が投稿されていた。浮気性というキャラクターが定着していたアレクにとって、こうした報道がこれまでなかった方が不思議だったかもしれないが、その最中のタイミングで発表された川崎の妊娠発表を受けて、芸能関係者たちも揃って「あまりにも計画的過ぎる」と苦笑いを浮かべているという。

「アレクの不倫・川崎のお仕置き・妊娠報告と、全て計算されたシナリオだったと見る関係者は少なくありません。川崎が妊娠したことだけを報告したところで、注目を集めるのは一時的です。おそらくタダ終わらせるのはもったいないとビジネスチャンスを見込んだ川崎が、話題性を盛り込むことでアレクの不倫を利用したのでしょう。川崎もアレクもブログにおいて高い人気を誇っています。そうした部分も活用しながら、より話題性を高めようとしたのではないでしょうか」(芸能記者)

 実際に一連の騒動最中の二人のブログはアクセス数が飛躍的に伸び、ブログの収入にも繋がっている。今回の一連の件が全てパフォーマンスであるならば、それは実業家としての一面を持つ川崎の商魂たくましさともいえるだろう。また、今回の報道が「出来過ぎている」と言われることには、他の理由もあるようだ。

■視聴者との距離を把握している川崎希の“手腕”

「いわゆる“事務所圧力”がかからなかったという点は、違和感を感じます。二人の所属事務所は、数々の大物タレントを擁する大手事務所。これまでも所属タレントのスキャンダルについては、一部規制をかけ報道を封じてきたともされています。しかし今回、終始報道されっぱなしで封じられる気配さえありませんでした。こうした点も考えると、実は事務所ぐるみで一連の流れは承諾済みだったのかもしれません」(芸能関係者)

 とくに不倫報道と言えば、「ゲス不倫」という言葉が誕生するほど後の活動に影響を与えるリスクが高い。通常ならば川崎もアレクもタレントの一人として、守られてもいいようなものなのだが。

「仮に不倫が事実であっても、アレクのキャラクター性もあるので、下手に規制をかけることで仕事が激減してしまう可能性はあるでしょう。そのためそのまま流していた方が話題が集まりますし、露出減のリスクは少なかったのかもしれません。現に報道後もアレクも川崎も変わらずテレビに出ていますしね。それだけ事務所も、視聴者が二人に対するいい意味での興味のなさと、彼らのネットを使ったビジネスの上手さに理解があるのかもしれません」(前同)

 食傷気味になっている不倫報道に対して、不倫報道に関するリスクは回避しながら、逆手に取って利用したやり方は正しかったのかもしれない。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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