稀勢の里「大逆転V2」を決めた48時間“緊急治療”全内幕!(2)決戦前夜の「作戦会議」で… (2/2ページ)

アサ芸プラス

それまで片膝に1カ所だったサポーターを14日目には左膝だけ上下2カ所に巻いていた。西岩親方はその情報を耳にし、『左、左へ回り込め。そうすれば、相手の左足はついてこられない。そこがチャンスだ』とアドバイスしたようです」

 6人の付け人が支度部屋のモニター前で手を合わせ、祈るように見守る中、作戦はズバッとハマる。本割は左でおっつけながら右に回り込みながらの突き落とし。優勝決定戦でももろ差しを許すピンチを迎えながら冷静に後ろに下がり、右に動く。左足が前に出ない照ノ富士に対し、巧みに体を開きながら相手の左腕をがっちりと巻き込んで右からの小手投げを放ち、大逆転Vを実現したのだ。

「もともとの師匠である先代鳴門親方(元横綱隆の里)は常々、『相撲は土俵際がおもしろい』と話していた。稀勢の里は先代の戦いぶりを収めたDVDを何度も見ている。だからこそ最後まで諦めずにチャンスをうかがい、初めてやったという右小手投げもきれいに決められました」(スポーツ紙デスク)

 初優勝からの3連覇は、37年の横綱双葉山にまで遡る。ケガを克服し、来場所は80年ぶりの偉業に挑むことになる。

「稀勢の里「大逆転V2」を決めた48時間“緊急治療”全内幕!(2)決戦前夜の「作戦会議」で…」のページです。デイリーニュースオンラインは、鶴竜週刊アサヒ芸能 2017年 4/13号稀勢の里照ノ富士相撲スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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