【プロ野球】あわや初登板ノーヒットノーランのルーキー・加藤拓也。慶応義塾大出身の先輩名投手に続けるか!? (2/2ページ)
■「六大学初の完全試合」渡辺泰輔
慶應義塾高から慶應義塾大へ進学した加藤にとって、同じ足取りの渡辺泰輔(元南海)は高校、大学の大先輩にあたる。
渡辺は高校時代は3年時にセンバツに出場。大学では通算29勝を挙げ、2年秋、3年春、4年秋とリーグ戦を制覇。3年時には全日本大学選手権優勝にも貢献したほか、春の立教大戦では東京六大学リーグ初となる完全試合を達成した。なお、加藤も4年秋にノーヒットノーランを達成している。
卒業後は南海に入団し、2年目の1966年には16勝、1967年は15勝と先発陣の一角で活躍。1966年の日本シリーズでは敢闘賞を受賞した。
■「松坂世代の慶應のエース」長田秀一郎
長田秀一郎(元西武ほか、現・新潟アルビレックスBC)は鎌倉学園高時代から好投手として知られ、慶應義塾大入学後は早稲田大の和田毅(ソフトバンク)、法政大の土居龍太郎(元横浜ほか)、立教大の多田野数人(元日本ハムほか)ら「松坂世代」の投手と切磋琢磨した。
4年春の東大戦ではリーグタイとなる9者連続奪三振を記録。西武入団1年目の2003年にはリリーフとして46試合に登板。登板機会が減ったシーズンもあったが、2010年には56試合に登板し、17ホールド。2012年にも53試合に登板し26ホールドと中継ぎで存在感を発揮する。
2013年途中には渡辺直人との交換トレードで地元・横浜のDeNAに移籍。ここでもリリーフに欠かせない存在として活躍を見せた。昨季、戦力外通告を受け、今季からはBCリーグの新潟アルビレックスBCでプレーしている。
文=武山智史(たけやま・さとし)