大谷翔平「打者専念」なら「三冠王」を獲る!(1)山田と柳田が自信喪失した (2/2ページ)
「僕が対戦した時はまだつけいるスキがあったんですが、覚醒しましたね」
こう驚きを隠せないのは、13年の大谷のプロ入りから15年オフまで楽天のコーチ、監督として対戦した経験を持つ、デーブこと大久保博元氏だ。
「監督の時は『投手・大谷』のほうが嫌でしたね。大谷と当たらないことを祈っていたほど。とはいえ、ローテーションですから、嫌でも当たる時は来る。そのたびに『もうどうにもなんねぇな、これ』というところから対策を立てねばなりません。狙い球をしぼる“超消極的野球”を強いられたのは、大谷とダルビッシュ有(30)ぐらいでした」
一方で、打者として当時はまだ対策を講じられる範囲内だったという。
「ファールを打たせてカウントを整えることができましたし、内角の球には差し込まれてレフトフライというケースが多かった。ところが、最近は差し込まれた打球をホームランにできるようになったんです。監督当時(現役時の自分と比べて)、内角の打ち方なら勝てるかなぁとも思っていましたが、モノが違いました。大谷のほうが打者としてはるかに上です」(大久保氏)
その急成長ぶりに脱帽するばかりである。