浅田真央の争奪戦はフジテレビが有力?”億越え”オファーで過去を清算か
フィギュアスケートからの引退を表明した浅田真央(26)を巡り、早くもテレビ各局による争奪合戦が繰り広げられている。狙うのは、来年の平昌冬季五輪でのキャスターとしての起用だ。現時点での本命は、フィギュア大会の中継に特段熱を入れているフジテレビだという。
「五輪に並ぶ最高峰の大会である世界フィギュアスケート選手権からジュニアの大会まで中継しています。浅田とはかねてから、長期間にわたる密着ロケや、系列会社によるDVD制作などを通じて信頼関係を築いています」(週刊誌記者)
4月12日の引退会見には同局のアナウンサーが軒並み顔を並べ、冒頭の代表質問もフジテレビが担当するという蜜月ぶりだった。そこにはひとかたならぬ熱意を感じるが、両者を取り巻く環境に問題がないわけではない。それは過去に物議を醸した「真央軽視&キムヨナ擁護」の”偏向報道”による感情的なしこりである。
「浅田本人は気にしていないようですが、ファンの反発が未だに収まっていません。引退表明後もネット上には『フジだけには行かないでほしい』との声が多く、浅田とフジが関わることへの嫌悪感ばかりが広がっている。しかし、視聴率低迷に苦しむフジにとって、中継するだけで一定の視聴率が見込めるフィギュアは期待値が高い。何としても浅田を獲得したいと考えています」(前出・記者)
グランプリシリーズや国別対抗戦を放送する一方のテレビ朝日も負けてはいない。看板番組である『報道ステーション』を足がかりとして平昌五輪での看板キャスターに仕立てるべく、着々と準備を進めていると言われている。
■”億超え評価”もキャスターとしては未知数?
これほど注目度がある浅田だけに、ギャラも超一級だ。発売中の写真週刊誌『FLASH』(光文社)は、浅田のCM出演料について最盛期で一本8000万円、今後はさらなる高騰が見込まれることを伝えている。
「キャスターとしての専属契約ともなれば、年間で数億は優に動く交渉になる。フジとしては好条件を提示して、過去を水に流してもらう腹づもりかもしれません。しかし、浅田は幼いころからの優等生イメージが強い。視聴者に安心感を与える重要な要素ではありますが、発言に面白みや独自性が欠ける部分も。キャスターとしては未知数と言えるでしょう」(前出・記者)
会見の2日後には、母・匡子さんの墓前に赤いバラを手向け、現役引退を報告したという浅田真央。“氷上の女王”は引退してもなお、その今後に熱い注目が注がれている。
- 文・佐々木浩司(ささき・こうじ)
- ※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。