男性器がポキッと折れる!? 陰茎折症を招く場面と緊急の対処方法
男性のみなさんはあまり想像したくないかもしれませんが、陰茎がボキッと折れたらどうなるかご存知ですか?
陰茎が折れる怪我のことを「陰茎折症」と呼ぶそうなのですが、どのような症状を起こすのでしょうか。
今回は陰茎折症の概要、起こしやすい場面や性行為の体位、治療内容や緊急時の対応について医師に解説していただきました。
陰茎折症とは

男性の陰茎は、スポンジ状の海綿体の周囲を白膜という強い膜が包み、膜の上に皮膚があるという構造をしており、骨はありません。
普段は海綿体はしぼんでおり、陰茎は柔らかいですが、勃起時には海綿体に血液が満たされることで硬くなります。
勃起時に陰茎に強い衝撃が加わると、ソーセージをパキッと割ったようになり、白膜が破れたり、海綿体に傷がついたり、陰茎に通っている血管が切れることで、陰茎が変形します。陰茎折症、俗に陰茎骨折と呼ばれる状態です。
陰茎折症を起こす場面

勃起している際に以下のような強い衝撃が加わることによって起こります。
■ 性行為中に無理な力が加わった
(例えばピストン中に膣から抜け、再度勢いよく挿入しようとして膣以外に当たって突き指のようになった、など)
■ 自慰中に強い力をかけた
■ 朝立ちしている状態のところに子どもが飛び乗った
■ 勃起している状態のところに上から物が落ちてきて当たった
陰茎折症を招く性行為の体位

性行為中に陰茎折症が起こった時にどのような体位であったかを調べたところ、以下のような結果となりました。
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女性上位の騎乗位:50%
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後背位:28%
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正常位:21%
騎乗位では女性の体重が陰茎に垂直にかかってしまうことが考えられ、また後背位でも女性の骨盤の骨に陰茎が当たりやすくなります。
《参照》
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THE Sun
陰茎折症の症状

白膜が折れるとパキッとかポキッという音がしたり、何かが折れた、はじけたような音がします。
すぐに腫れや痛みが起こりますので、陰茎折症になっても自覚できないということはないと思われます。
場合によっては、精液や尿に血液が混じることもあります。
陰茎折症の治療内容

超音波検査で損傷の状態を確認します。
治療
損傷の状態を確認する検査もかねて手術が行われます。血の固まりを取り除き、白膜を縫い合わせます。
もし尿道や精液の通る道が損傷していれば修復します。 陰茎折症で考えられる後遺症

90%以上の方は陰茎折症が治った後、再度勃起し性行為を行うことができるとされています。
しかし、 勃起障害(勃起時に痛みがある)や陰茎屈曲といった後遺症が残ることも考えられます。 陰茎折症をした時の応急処置

陰茎が折れたままだと排尿にも支障を来しますので、救急受診が必要です。できるだけ下着で圧迫したりしないようにしながらすぐに泌尿器科を受診しましょう。
診療時間外で、痛みが強く動けないようであれば救急車を呼んでください。 陰茎折症の予防法

性行為中に無理な力を与えない
勢いよくピストンしたり、陰茎に横向きに強い力をかけることが陰茎折症につながりますので注意します。
女性上位の騎乗位に注意する
女性は陰茎折症についての知識がないことも考えられるので、女性上位の騎乗位であまり激しくピストンしないようお願いしておいたほうがよいかもしれません。
子どもの飛び乗りを防止する
休日の朝、朝立ちしながら眠っているお父さんの上に子どもが飛び乗って受傷することもあるようです。
子どもに朝立ちについて説明するのは難しいですので「おなかには大事なものがあるから、飛び乗っちゃダメ」と教えておくのがよいかもしれません。 最後に医師から一言

男性にとっては「陰茎が折れる」と考えただけで血の気が引く感じがするかもしれません。
めったに起こることではありませんが、こういったことが起こり得ると知っておくと、いざ直面した時に慌てなくてすむかもしれません。
(監修:Doctors Me 医師)