桐谷美玲『人は見た目〜』急落6.4%でも唯一見えた”光明”とは? (2/2ページ)

デイリーニュースオンライン

■ドラマ不調も評価の高い“コメディ能力”

「以前から指摘されていた桐谷の棒演技も変わることがなく、ドラマのインパクトにも欠ける印象です。そもそも桐谷の役どころも問題で、主人公はおしゃれとは無縁の女性なのですが、『世界で一番美しい顔』といったランキングに名前を連ねる桐谷が、こうした役を演じることに一部では疑問の声があがっているようです。また、ウジウジした性格という設定も、桐谷にあまり馴染んでいないようですね」(芸能記者)

 キャスティングミスが指摘されている桐谷だが、そんな中でも意外な持ち味が垣間見えているという。桐谷の過去の出演作品などを振り返りながら、関係者は分析する。

「芸能界のなかでも“美人枠”とされる桐谷ですが、実は意外とバラエティ向きの女優としても評価されています。CMでは、無表情に踊る姿などが逆に雰囲気が出ていますし、『好きな人がいること』では、気合いの入った顔面メイクでどじょうすくいを披露しています。さらに映画『ヒロイン失格』でも、美人女優らしからぬ変顔が注目を集めました。本人自身はさほどお茶目な性格というわけではないんですが、こうしたコミカルな姿が意外に上手いという評価もあり、比較的コメディ演出に対してNGは少ないようです」(前出・芸能関係者)

 同年代の若手女優でも、『デカワンコ』(日本テレビ系)でのコミカルな演技を見せ幅を広げた多部未華子(28)などの例がある。視聴率は芳しくない今回のドラマだが、桐谷のコメディエンヌとしての才能への評価は、水面下で高まっているようだ。

文・真田栄太郎(さなだ・えいたろう)
※1978年神奈川県出身。大学在学中にフリーライターとして活動を始め、『東京ダークサイドリポート』(ワニマガジン社)、『週刊宝島』(宝島社)、『Hot Dog Press』(講談社)などに寄稿。現在は週刊誌の記者・編集者として事件、芸能取材に奔走する
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