イボは放っておくと危険? 医師が教える「原因」と「治し方」 (2/2ページ)
■イボは放置していいの?
ミズイボのように数カ月で自然になくなってしまうものなど、自覚症状がない(かゆみの程度が弱いなど)場合は、経過観察をしてもらうことがあります。ただ前述したように、掻いてイボを壊してしまうと、内容物が出てしまい周囲の皮膚に感染をしてしまうこともあるので、扱いには注意が必要です。
■イボは自力で治せる?尋常性疣贅も自然消失することはありますが、病院で液体窒素の凍結療法で消してしまうことが多くあります。また、老人性疣贅は必ずしも治療を必要とするものではありませんが、自然にはなくならず、加齢とともに増えていきます。
■イボの予防法ウィルスが原因となっているイボは、皮膚の小さな傷や乾燥などの肌荒れからウィルスが皮膚に侵入することによって、周囲の角化細胞に感染していきます。予防を考えるのであれば、肌の調子を整え、肌健康を維持することが大切です。健康な皮膚には、外部の刺激から守るというバリアー機能が備わっているので、そのバリアー機能を日ごろから大切にしていきましょう。
また、皮膚を清潔に保つことは必要ですが、日に何度もシャワーを浴びたりすると、乾燥の原因につながります。ほかにも、ゴシゴシ洗うことは、肌に負担をかけてしまうことに。適度に肌を清潔に保つように心がけましょう。
日ごろから紫外線から肌を守るUVケアや、保湿剤で乾燥しないように気をつけることが大切。このような肌のケアは、皮膚が本来持っているバリアー機能を整える役割があります。肌を大切にして、バリアー機能を強くしていきましょう。 体全体を整えるために、バランスのいい食事を摂ったり、ストレスや過労に気をつけ、睡眠を十分にとり、ウィルスに負けない体作りをしていきましょう。
■まとめイボは、ウィルス性と加齢による原因が多いということが判明しました。もしウィルス性だった場合、感染する可能性もあるので、放っておかずに病院に行きましょう。また、イボができてしまう前に、予防することが大切。日ごろからバランスのいい食事や質のいい睡眠をとるように心がけましょう。
(監修:宇井千穂)
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