5つの異常から見る「異常性行為」 脳疾患が原因の場合も【医師解説】 (2/3ページ)
社会的に地位がある男女が、スキャンダルになると分かっていても不倫をやめられないというような場合、背景に性依存症が存在する場合もあると考えられます。
異常性欲の原因

性欲の量・質は個人差が大きく、味の好みに原因などないように、どうしてSMが好きになったのかと言われても原因を見つけられないことは多いと思われますが、脳の疾患のために性欲に異常が現れる例も知られています。
認知症や脳腫瘍
認知症や 脳腫瘍で前頭葉や側頭葉に障害が生じると、タガが外れたような状態となり、それまで普通だった高齢者が周囲に見境なくセクハラ行為を働くようになる、というような例があります。
高次脳機能障害
知的障害者や、交通事故などで脳に障害を負った後で起こる 高次脳機能障害の患者でも同じような現象が見られます。
精神疾患の薬の副作用
精神疾患に対して使われる一部の薬では、副作用に異常性欲があるとされています。 性の強要は犯罪にもつながる

精神医学的に正常な性欲であっても、嫌がる相手に強要しようとすれば犯罪にもなります。精神医学の基準に照らし合わせて自分が異常かどうかよりも、相手と合意の上で楽しめるかどうかが大切と言えます。