ダニエル太郎は初戦敗退「自分のやるべきテニスを見つけられなかった」 [バルセロナ・オープン・バンコサバデル] (2/2ページ)
最後のゲームも相手の強打とミスに翻弄され、攻守のメリハリをつけられないまま、結局3-6 1-6で頭を垂れた。
「最初のほうは相手がミスしてくれて、ちょっとチャンスはあったけど、離されたあとは僕も精神的に崩れてしまった。相手もどんどんミスしなくなり、強打が入り始め…残念な試合だった」
試合中にはフラストレーションからラケットを投げる場面もあったが、試合後のダニエルの自己分析は冷静だった。
「なるべく深く突いて相手のミスを誘っていきたかったが、深く打てなかったので相手に強打を許した」と振り返ったダニエルは、やり直せるならどこを修正したいかと聞かれると、「ミスしてもいいから、もっと積極的にいきたかったなと。そうしたらより相手のいいプレーを封じられたと思う」と話した。
しかし、「本戦であまりよくない試合をやってしまったのは残念だが、今回すごくいい感じで予選を突破できた。ATPの予選を突破するのは常にいいことなので、このまま続けていきたいと思う」と手ごたえも口にした。
ひとつの敗戦で足を止めている暇はない。クレーでもハードでも意気込みは同じ、というダニエルの次の行先は、おそらくポルトガルのエストリルになるという。
(テニスマガジン/ライター◎木村かや子)