株式会社ストラテジックキャピタルが株式会社帝国電機製作所への株主提案提出を公表 (2/2ページ)
)は約51億円でしたが、新工場の建設費用及びポンプ製品等の組立設備費用として、平成26年6月に公募による新株式発行、公募による自己株式の処分等(以下「公募増資等」と言います。)を行い、約29億円の資金を調達しました。
そして、平成26年3月期及び平成27年3月期の有価証券報告書並びに平成28年9月期の第2四半期報告書の連結キャッシュ・フロー計算書によれば、平成26年4月から平成28年9月までの間に、有形固定資産の取得に合計約29億円が支払われており、上記公募増資等で調達された資金は、新工場の建設費用及びポンプ製品等の組立設備費用として、平成28年9月までにはほぼ充当されたものと推測されます。それにもかかわらず、同年9月末の当社のネット現預金は約83億円で、平成26年3月末の約51億円から約32億円増えていますので、当社のネット現預金は、ほぼ公募増資等による資金調達額が増加した状態となっています。
以上からすると、平成26年の公募増資等は、全く行う必要がなかったものであり、単に当社の株主価値の希薄化を招いただけでした。平成26年3月末の当社の純資産(自己資本)は約178億円、自己資本比率は約70%でしたが、平成28年12月末では、それぞれ238億円、約78%へと増加しました。
このように、当社は既に十分すぎる現預金と純資産を有しており、これ以上社内に資金を留保してもROE(自己資本利益率)が下落して資本効率が悪くなるだけです。今後は、余剰資金を株主に還元することが、株主価値を高め、ひいては株価を向上させることにつながりますので、剰余金の配当を大幅に増額すべきです。これ以上現金類似資産の保有を増加させても、金利はほぼゼロであり、実質的な資産価値は減少するおそれさえあります。なお、今回提案する剰余金の処分案を実行しても、その配当総額は当期純利益の範囲内であることから、前期末の当社の純資産及び現預金水準を大きく変えるものではなく、当社の財務状態は良好なままです。
そして、当社の経営陣におかれては、平成26年の公募増資等で増加した流通株式を減らすことも含め、自社株買いを積極的に行うことを期待いたします。
以上
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