【医師監修】ツラい目の疲れを一瞬で解消! オススメの「ツボ押し」・8つ
スマートフォンやパソコンを使うと、目の疲れに悩まされることがあるのではないでしょうか? 手っ取り早く、目の疲れを解消させたいですよね。そこで今回は、目が疲れる原因と目を疲れさせないための対策、簡単にできるツボについて、眼科医の久保木先生に解説してもらいました。
■目の疲れの原因って? ◇PC・スマホ・タブレットの使いすぎパソコンやスマートフォン、タブレットなどの画面を見る時間が長い人は、瞬目(瞬き)が減ることから、角膜や結膜が外気にさらされている時間が長くなり、乾きやすくなります。
◇ドライアイ目の疲れの原因は、ドライアイに関連していることが意外と多いです。ドライアイの症状は、一般に乾く症状だけだと思っている人が多いですが、実はさまざまな症状があります。具体的には、痛い、熱い、重い、感じ、涙が出る、かすむ(視力低下と勘ちがいすることも)、充血、疲れるなどがあります。ドライアイの原因は、コンタクトレンズの着用や、加齢による涙液の分泌量の低下、ストレスによる分泌量の低下によるものです。
◇睡眠不足やストレス睡眠不足、つまり起きている時間が長くなったり、眼を酷使する時間が増えると、眼のまわりの筋肉が休まる時間が少なくなるので、1日の眼の疲れが取れにくくなります。
◇加齢加齢とともに、徐々に涙液の分泌量が減ることでのドライアイや、老眼(調節力の低下)からくる眼精疲労があります。
◇合ってない眼鏡やコンタクト(近視、遠視、乱視、老眼)度数の合っていない眼鏡やコンタクトは、度数の調節がきちんとできないために、余計に眼を酷使してしまう原因につながります。ただ、視力が下がった (メガネが合わなくなった)と思い、視力検査をしても、今までと視力が変わらない場合も。その場合、ドライアイの可能性があります。
ほかにも、診察を受けなくてもコンタクトを購入できるようになり、合わないコンタクトをして疲れるどころか、眼にトラブルを起こして眼科に駆け込む人も多いです。コンタクトは必ず医療機関で診察を受けて、処方してもらいましょう。
■医師が解説! 目の疲れに効くツボ押し5つ ◇ツボを押すときのポイント・清潔な手で行いましょう ・指の腹を使う ・目を突かないよう注意する ・力を入れすぎない ・爪が長い人は目を傷つけないように注意する
むやみに指を立ててゴリゴリ行うと神経を傷つける場合があるので、注意しましょう。目安としては、気持ちよい程度の圧加減です。また、ホットアイマスクやホットタオルなどで温めてから刺激すると、血行もよくなり効果が上がります。ほかにも、眼を閉じて行うのがオススメ。目の表面の乾きも防ぐ上に、光もある程度シャットアウトできるため、目の機能全体が休まります。
◇睛明(せいめい)目頭と鼻の付け根の骨との間に位置し、疲れたなと思った時に思わず押さえてしまうところです。指の腹でズレないように圧をかけて押しこむように刺激します。
◇承泣(しょうきゅう)瞳の中心の下で、骨の縁にあるくぼみの場所です。指の腹を押し当てて刺激します。眼の疲れ・目の霞み・涙目・目の下のたるみに効果があると言われています。
◇魚腰 (ぎょよう)眉毛の真ん中に位置します。頭痛や片頭痛、目のまわりのむくみ、たるみ、眼精疲労などの改善だけでなく、目を大きく見せたいときにも効果があると言われています。
◇攅竹 (さんちく)眉の鼻側の端にあります。親指で探って、大きく凹んだ部分が攅竹です。「老眼」にもよく効くツボと言われています。垂直に押すのが基本ですが、やりづらい場合、上45度方向に押しあげるやり方でも問題ありません。両手で同時に指圧するように5秒程度押し続けるか、リズムをつけて5回ほどプッシュしましょう。
◇四白(しはく)瞳の真ん中下にあたる頬骨のくぼみにあります。
◇太陽(たいよう)こめかみのツボ。眉尻と目尻の中間から、ややうしろにあるくぼみです。
◇合谷(ごうこく)手の甲の、人差し指と親指の骨が交差する部分に位置しています。交差する部分の、やや人差し指寄りにあります。強めにしっかり刺激しましょう。
◇天柱(てんちゅう)後頭部よりやや下にある首の筋肉の外側のツボで、髪の生え際を刺激します。親指の先をツボに当て、残りの指で頭を包むように支えて頭部の重さを親指にまかせるようなやや首をのけぞった体勢で強めに刺激します。
◇ヘッドマッサージツボではないですが、ヘッドマッサージも効果的と言われています。こめかみから後方斜め上に続く側頭部の血流をよくすることで、眼の疲れからくる頭の重さやモヤモヤがスッキリします。両手の親指根元部分をこめかみや側頭部に当てて円を描く感じで3回くらい押し流しましょう。
■まとめどのツボ押しも、目が疲れたと感じたとき、その場で試すことができるのでうれしいですよね。しかし、大事なのは目を疲れさせないこと。まずは目が疲れないように、パソコンやスマートフォンの使用時間を控えたり、度数の合っていないコンタクトや眼鏡を使用しないように気をつけましょう。
(監修:久保木●●)
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