おりものシートはつけるべき? ~おりものシートの正しい選び方と使い方~

マイナビウーマン

おりものシートはつけるべき? ~おりものシートの正しい選び方と使い方~
おりものシートはつけるべき? ~おりものシートの正しい選び方と使い方~

せっかく買ったかわいい下着が、おりもののせいで台なしになった……そんな経験、女性なら一度や二度あるのでは? 「おりものシート」はおりものから下着を守ってくれる製品ですが、中にはイマイチ用途がわからず使っていない、という人もいるでしょう。そこで今回は、「おりものシート」を使うメリットや正しい選び方や使い方について医師の上田弥先生に教えてもらいました。

■そもそもおりものシートって? 女性なら使うべき?

生理時にナプキンは欠かせませんが、「おりもの」の量は人それぞれ。「おりものシート」を使うほどじゃない……と考える女性もいるでしょう。しかし、そういった女性たちも「おりものシート」を使うべきなのでしょうか? おりものシートにまつわる疑問について、探っていきましょう。

◇(1)「おりものシート」とは?

おりものシートは必ずしもつけないといけない物ではありません。女性の多くは、おりものによってショーツが汚れるのを防ぐためにつけている方がほとんどです。また、月経の終わりかけ時や、少量の尿漏れ対策として利用する人もいるようです。なかには、初潮前の女性でおりものが増えてくるため利用している人もいるようです。そのほか、災害時や登山時など、ショーツが替えられない、洗えない、といった状況で有用です。

◇(2)「おりものシート」を使うメリット

おりものシートをきちんとこまめに替えていればですが、陰部に触れるものが清潔に保てるため、おりものによるかぶれや、炎症、ニオイなどのトラブルが回避・軽減できるメリットがあります。また、ショーツを汚さなくて済むため精神衛生的にもよいです。

生活面では洗濯が楽になったり、シミができないので長期にわたってお気に入りのショーツを使えるメリットもあります。人によってはおりものが多くて、服についてしまう人もいるようなので、洋服が汚れるのも回避できます。

月経の始まる時期を見計らって利用すれば、下着を汚さなくて済む安心感も得られます。とくに月経不順気味の方におすすめです。同様に、排卵時期にシートをつけておけば排卵出血をカバーできます。産後や更年期以降の方では尿漏れが心配な方もいらっしゃると思いますが、出たとしてもごく少量、という方はおりものシートをつけておくと安心です。

おりものの量は人によりますし、月経周期、体調、年齢などにもよります。量が少ない人、少ない時期はつけなくてもいいでしょう。量が多い、予期せぬおりもので下着を汚したくない時に使えばいいと思います。

■毎日つけるべき? おりものシートの使用タイミング

「おりものシート」を使うメリットについてわかったところで、次におりものシートの使用タイミングについて見ていきましょう。毎日つけるべきなのか悩んでいる人は要チェック!

◇(1)排卵期や月経前(おりものの量が多い時期)

月経周期が順調でホルモンバランスに問題がない方では、月経の2週間前ぐらいに排卵があります。排卵期は一番おりものの量が増える時期です。おりものの色は、透明~半透明ですが、黒色など有色の下着に付着すると目立ちます。

◇(2)月経の終わりかけ

月経の終わりかけは、ナプキンをつけるほどではないものの、茶色のおりものがごく少量出る時期になります。下着の汚れ防止に、おりものシートが役立つタイミングでしょう。

◇(3)月経がもうすぐ来る

「月経がもうすぐきそう」、というタイミングにつけておく方法もあります。とくに「月経初日は出血がそれほど多くない」という方は、ナプキンよりもおりものシートを使えば気軽に対策できますね。

■おりものシートの正しい使い方&選び方

ここまで読んで、「おりものシートを使ってみようかな」と興味を持った人もいるのでは? ここからは実践編! おりものシートの正しい使い方や選び方について紹介します。

◇(1)正しい使い方

トイレに行くたびに替えられたら一番いいですが、それはちょっと……という方も、最低限、汚れが付着したらそのたびに替えましょう。トイレにあまり行かないという方も汚れたかも、と思ったらチェックしてみてください。

なお、言うまでもないことですが、おりものシートはトイレで流せませんので、きちんとつつんでごみ箱に捨てるようにしましょうね。

◇(2)正しい選び方

どれもこれも似たような形に見えますが、素材や形、デザイン、無香料のものから香りのついたもの、通気性がいいもの、吸水性が高いもの、オーガニックコットンを使っているもの、消臭機能のついたものなど、いろいろあります。

肌に合わないものもある可能性を考えて、複数のものを試してみましょう。そのうえで、ご自分に合ったものを選ぶようにしましょう。Tバックの方には専用のおりものシートがあるので、それを使用するのがよいでしょう。

使い捨てのおりものシートが合わない場合は布ナプキンがおすすめです。どうしてもおりものシートが合わない、という方はショーツ自体をこまめに替えるやり方でも◎。布ナプキンも、実にさまざまな形のものがあるので、手持ちのショーツの形や使い勝手によっていろいろと試してみることをおすすめします。

ということで、はじめから同じ形のものをまとめ買いしたりせずに、さまざまな形のものを使ってみて、ご自分に合う素材や形のものを選択しましょう。なお、せっかく布ナプキンにするなら、洗濯洗剤にもこだわりましょう。ご自分の肌にとって刺激の少ない洗剤を選ぶとよいでしょう。柔軟剤や香りづけ専用剤にも注意しましょう。

■おりものシートを使う際の注意点

デリケートゾーンに触れる物だからこそ、使い方には注意したいもの。続いておりものシートを使う際の注意点について上田先生に教えてもらいました。

◇(1)こまめに替える

こまめに替えることです。トイレに行くたびに替えられたら理想的です。それが難しくても、おりものがよく出る時期は1日3回ぐらいは最低でも替えるようにしましょう。汚れが付着したままだと高温多湿になりがちな陰部で、どんどん細菌が増殖して炎症や感染、ニオイなどトラブルの原因となります。

◇(2)通気性のいい服を着る

なるべく通気性のいい下着や服を着ることも大事です。衣類には綿やシルク、木綿などの自然素材のものから、吸湿即乾の機能繊維のものなどいろいろあります。とくに湿気が多く汗をよくかく梅雨~夏場や、重ね着をして通気性が悪くなりがちな冬などは、デリケートゾーンのトラブルが増える時期でもあるので注意しましょう。

◇(3)長時間タイトな服装を着るときの使用を避ける

使い捨てのおりものシートと陰部が擦れると皮膚粘膜が傷ついてしまいますので、長時間自転車に乗ったり、タイトな洋服や下着を着るときは、陰部とおりものシートがこすれないよう使用を避けたほうがベターです。

■おりものシートが肌に合わないとき

とっても便利なおりものシートですが、人によってはデリケートゾーンがかぶれてしまうことも。最後に、おりものシートが肌に合わなかったときの対処法について上田先生のアドバイスを紹介します。

◇(1)自分に合うものを見つける

おりものシートにはたくさん種類があるので、自分の体質に合うものを探しましょう。現在は「布製のおりものシート」も発売されています。月経の際、市販のナプキンの上に布ナプキンカバーをつけて使用する人がいますが、その応用でおりものシートの上に布ナプキンカバーをしてもいいでしょう。かぶれやすい場合は、多い時だけ、気になるときだけ、にするというのも手です。

◇(2)病院を受診

かぶれたり痒みがあるようなら使用を中止し、病院を受診してください。市販の軟膏などで対処してもいいですが、改善がみられない場合は受診しましょう。

◇(3)日常のケアを見直す

普段のケアによって陰部の皮膚や粘膜が刺激に弱くなっている場合もあります。そこで毎日のケアが適切かどうか見直しを。専用ソープで洗う、ソープの注ぎ残しを避ける、洗いすぎ・こすりすぎを避ける、膣内は洗浄しない、保湿しておく、などに注意して行いましょう。

■まとめ

おりものシートの正しい選び方と使い方について紹介してきました。いかがでしたか? 「間違った使い方をしていた……」という人はぜひ、今日から正しい使い方を実践してデリケートゾーンを清潔に保ってくださいね!

(監修:上田弥生)

※画像はイメージです

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