セックスは何歳まで? 60代でもセックスレスにならない夫婦関係とは? (2/2ページ)
つまり、肉体的なスキンシップから、いわゆるINするエッチまでのいろんなバリエーションすべてを、高齢者は「セックス」と呼んでいるのかもしれません。
もっとも、心臓に疾患のある高齢者が激しいセックスをするとホントに死んでしまったりもするので、みなさん自分の体力と相談しつつ「ちょうどいいこと」を楽しんでおられるのではないでしょうか。
生涯夫婦でセックスを楽しむために生涯夫婦でセックスレスに陥らないようにしようと思えば、どんなことが求められるのか? これはおそらく一般論では片づけることができない問題だろうと思います。
夫婦に子どもが生まれた時期は……奥さんが子どもだけをかわいがり、夫を放置するから、旦那は「外で用事を済ませてくるようになる」……ここが夫婦の最初のセックスレスの関門かもしれませんね。
子どもが大きくなるにつれ、今度は夫婦で必死になって働かないと「お金が追いつかない」、セックスどころの騒ぎではない……これが2つめの関門かもしれません。
あれこれ夫婦のあいだに問題が起こったのち、子どもが成人したら……奥さんが旦那に愛想を尽かせてしまって、もう100%セックスレス……。
こうならないようにしようと思えば、おそらく、(一般論でいえば)夫婦お互いに、相手を思いやる気持ちを忘れないことではないかと思います。
実際に、何歳になっても、それなりにセックスを楽しんでいるご夫婦の旦那さんは「奥さんがエッチでイってくれたら、それだけで嬉しい」と言います。奥さんの満足を先に考えている、つまり奥さんに思いやりを持っておられるのです。一般論で言えば、思いやりがキーワードになるかと思います。
が、年齢とともに、夫婦で文化的な趣味を持ち始めると、セックスなんて必要ない……こういうことを言っているご夫婦もいます。たとえばクラシック音楽が趣味とか、陶芸が趣味……というような人は、あまりセックスしたいと思わないこともあるのだとか。
人間って、精神的に成熟したらさほど「したい」と思わなくなる、と言っている識者もいますので、こういうご夫婦がいても、ちっともおかしくないのかもしれません。
いろんなケースがありますが、セックスって結局のところ、愛情表現の1つのかたちですから、セックスにこだわることなく、いろんなかたちで、夫婦お互いに愛を表現しあうことを心がけておけば、自然とセックスする流れになったり、ハグしあう流れになったり……穏やかに歳を重ねていけるのではないかと思います。
Written by ひとみしょう